【成功事例】マイクロSaaSとは?開発手順とノーコードでの開発実例も紹介!

「マイクロSaaSについて詳しく知りたい」 「ノーコードで開発した事例を知りたい」
そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、マイクロSaaSの基本的な概念から具体的な事例、ノーコードでの開発方法を解説します。
Webサービスのリリースやコミュニティ運営経験をもとに解説しておりますので、ぜひ最後までお読みください。

マイクロSaaSは、特定のニッチな課題に特化したソフトウェアサービス。個人や小規模チームでも開発・運営が可能で、ノーコードツールを活用することで、技術的な障壁を低く抑えることができる。本記事では、実際の開発事例と収益モデルを交えて解説する。
マイクロSaaSとは?

マイクロSaaSの定義
マイクロSaaSとは、特定のニッチな課題に特化したソフトウェアサービスのことです。
従来のSaaSと比べて、開発・運営規模が小さく、個人や小規模チームでも参入が可能という特徴があります。
特に、ノーコードツールの発展により、技術的なハードルが下がり、アイデア次第で誰でも始められるビジネスモデルとして注目を集めています。
一般的なSaaSとの違いは、開発・運営規模です。通常のSaaSが大規模な開発チームと多額の資金を必要とするのに対し、マイクロSaaSは個人や小規模チームでの開発が可能です。大規模なマーケットではなく、特定のニッチな課題に特化することで、競合との差別化を図ります。また、小規模であるためユーザーのニーズに応じて迅速な機能改善や方向転換が可能です。
マイクロSaaS開発のメリット3選

マイクロSaaSを開発するメリットは以下の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
参考:スモールビジネス立ち上げにノーコードの活用がおすすめな理由を解説
メリット1.初期投資が少ない
1つ目のメリットは、初期投資が少ないことです。
マイクロSaaSを開発する際はノーコードツールを活用することで、開発コストを大幅に抑えることができます。
従来のプログラミング(スクラッチ)開発とノーコード開発の大まかな比較は以下の通りです。
条件 | 従来のプログラミング開発 | ノーコード開発 |
---|---|---|
開発期間 | 6ヶ月 | 2~3ヶ月 |
開発費用 | 1,000万 | 200~400万円 |
メリット2.サービスを運営しやすい
2つ目のメリットは、サービスを運営しやすいことです。
マイクロSaaSは、比較的小規模なサービスのため、保守運用の負担が少なく、副業としても始めやすい特徴があります。
おすすめの方法は最初から開発を行うのではなく、アイデア段階で見込み顧客に対して提案し、欲しいと言われた段階で開発することです。
「売ってから開発する」ことができるのもマイクロSaaSの魅力です。
メリット3.スケーラビリティがある
3つ目のメリットは、スケーラビリティがあることです。
SaaSの特性上、自動化された仕組みにより、ユーザー数が増えても運営コストは比例的に増加しないため、高い収益性を実現できます。
また、ノーコードツールBubbleでは使用料に対して課金が発生する仕組みであるため、ユーザー単位での課金よりもマイクロSaaS運営の費用を抑えることが可能です。
Bubbleについて詳しく知りたい方は「」をお読みください。 Bubbleで実現できることを解説
マイクロSaaSの開発手順6つ

マイクロSaaSを開発する手順は以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
手順1.CreateやChatGPTで見た目を作る
1つ目の手順は、CreateやChatGPTで見た目を作ることです。
まずはAIツールを活用して開発するシステムを整理しましょう。
AIツールの活用がおすすめな理由は、非エンジニアがスピード感を持ってシステムを改善(主にフロント部分)できるためです。

手順2.5ページの営業資料を作る

2つ目の手順は、5ページの営業資料を作ることです。
MVPの要件が固まったら、営業資料の制作に取りかかります。
ニーズを検証する際の資料制作のポイントは、5ページ程度にまとめることです。顧客理解がない状態では100点の資料を制作することはできないため、徹底的に無駄をそぎ落とすことを優先しましょう。
手順3.StudioでLP制作

3つ目の手順は、StudioでLP制作を行うことです。
営業資料が完成できたら、広告用のLP(ランディングページ)を制作しましょう。
ノーコードWebサイト制作ツールはいくつかありますが、制作スピードとデザイン性、画像や文章の更新しやすさを踏まえるとStudio(スタジオ)一択です。
Studioは国産のノーコードWebサイト制作ツールです。非エンジニアでもサイト制作・運用が可能なことからスタートアップや上場企業でも活用されています。ブロックエディターと呼ばれるドラッグ&ドロップ形式でサイト制作を行うことが特徴で、50万人以上のユーザーが存在します。
手順4.Meta広告出稿(10万円程度)

4つ目の手順は、Meta広告を出稿することです。
LPが完成できたら、広告を出稿しましょう。商材にもよりますが10万円程度の予算でテストマーケティングを行いましょう(予算は要相談)
初期は売上を追うのではなく、モニター価格(もしくは無料)にして顧客のニーズを検証することを優先することが大切です。
テストマーケティングの段階で売り上げを追わない理由は、ニーズ検証が終わっていないためです。最優先事項は、顧客ニーズの確認なので、LP経由でのお問い合わせ・資料請求のハードルを下げることを意識しましょう。
手順5.商談(契約する)
5つ目の手順は、商談(契約)を行うことです。
この段階では5人の顧客候補と打ち合わせを行うことを目指しましょう。
理想的な状態としては、プロダクトのデモのみで契約する顧客を見つけることです。
ノーコードを活用すれば素早く製品をリリースできると言われるものの、一定以上の工数は必要です。
そのため、ノクステックでは事前に売れることを確認してからプロダクトを開発することを推奨しています。
手順6.Bubbleでプロダクト開発
6つ目の手順は、Bubbleでプロダクト開発を行うことです。
契約後は、速やかにプロダクト開発に着手します。
目安は、1~2週間程度で顧客に対してプロダクトを見せることができる状態にすると良いでしょう。
最短でMVPを開発、お客様の声をもとにノーコードの特性を活かした素早い改善を行います。

マイクロSaaSの成功事例5選

マイクロSaaSの成功事例は以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
事例1.会議スケジューリングツール「Calendly」
1つ目の事例は、会議スケジューリングツール「Calendly」です。
CalendyはGoogleカレンダーやZoom、Slack等の既存ツールとの統合を行いました。
ユーザーが普段から使用しているツールの流れを崩さずに、Calendlyの導入を可能にしています。

事例2.メンバーシップ管理ツール「MemberFeed」
2つ目の事例は、オンラインサロンやコミュニティの会員管理に特化したツール「MemberFeed」です。
Bubble、Stripe、Notionを組み合わせて開発され、月額課金の管理から会員向けコンテンツの配信まで自動化されています。
特に、ノーコードで開発されているため、機能の追加や改善が容易という特徴があります。
事例3.文書校正ツール「TextLint」
3つ目の事例は、ブログや記事の文書校正を自動化するツール「TextLint」です。
基本機能は無料で提供し、高度な校正機能を有料プランとして提供するフリーミアムモデルを採用しています。
また、APIとして提供することで、他のサービスとの連携も実現しています。

事例4.予約管理ツール「BookingLite」
4つ目の事例は、小規模店舗向けの予約管理ツール「BookingLite」です。
副業として開発をスタートし、Adalo、Zapier、Google Calendarを組み合わせて構築されました。
特に、ユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れ、継続的な機能改善を行っている点が成功要因です。

事例5.美容院向けCRM「SalonConnect」
5つ目の事例は、美容院向けに特化したCRMツール「SalonConnect」です。
顧客管理、予約管理、売上管理を1つのプラットフォームで実現し、美容院特有の業務フローに最適化されています。
特に、業界特化型のため顧客ニーズを的確に捉えた機能開発が可能となっています。


マイクロSaaSの収益モデル3選

マイクロSaaSの収益モデルは主に以下の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
収益モデル1. サブスクリプションモデルの設計方法
1つ目の収益モデルは、サブスクリプションモデルです。
月額や年額で継続的に課金する方式で、安定した収益を見込めるビジネスモデルです。
設計のポイントは、プラン設計とプライシングです。
例えば、「ベーシック(月額1,980円)」「プロ(月額4,980円)」「ビジネス(月額9,980円)」というように、機能制限で差別化を図ることが一般的です。

収益モデル2. 従量課金モデルの実装事例
2つ目の収益モデルは、従量課金モデルです。
利用量に応じて課金する方式で、APIサービスやストレージサービスで採用されています。
例えば、「基本料金+API利用回数×単価」や「ストレージ容量×単価」などの計算方式が一般的です。
Stripeと連携することで、従量課金の自動計算と請求書発行を自動化することができます。
収益モデル3. フリーミアムモデルの成功のコツ
3つ目の収益モデルは、フリーミアムモデルです。
基本機能を無料で提供し、高度な機能やプレミアム機能を有料で提供するモデルです。
成功のポイントは、無料版と有料版の機能差分の設計です。
例えば、「無料版では基本機能のみ、有料版では自動化機能やAPI連携が可能」というように、明確な価値の違いを作ることが重要です。
マイクロSaaSを自分で開発するならBubbleがおすすめ
マイクロSaaSを自分で開発する際には、ノーコードツールのBubble(バブル)を活用するのがおすすめです。
Bubbleはノーコードツールの中でもSaaS開発に向いたツールであるだけでなく、開発速度も魅力です。
マイクロSaaSの要件次第では、2週間程度での開発も十分可能です。
以下はノーコードサロンというコミュニティ内で利用されているアプリですが、Bubbleを活用することで10日程度でβ版をリリースしています(現在は正式リリース済み)
マイクロSaaSの開発依頼やレベニューシェアでの開発のご依頼は「」からご相談ください。Bubble公認エキスパートが最適な開発の進め方をご提案させていただきます。 Bubble正規代理店に相談する

マイクロSaaS成功のポイント3選

以下の3つのポイントを解説します。
それぞれ詳しく解説します。
ポイント1. ニッチ市場の見つけ方と分析
1つ目のポイントは、ニッチ市場の見つけ方と分析です。
特定の業界や職種に特化したコミュニティに参加し、そこでの課題やニーズを深掘りすることで、有望な市場を発見することができます。
また、FeloなどのAI検索ツールを使用するのもおすすめです。

ポイント2. MVP(最小機能製品)の設計と実装
2つ目のポイントは、MVP(最小機能製品)の設計と実装です。
核となる機能に絞って早期にリリースし、実際のユーザーフィードバックを基に改善を進めていくことが重要です。
特に、ノーコード開発では2~4週間程度でMVPをリリースすることが可能です。
また、初期のユーザーから得られるフィードバックは、製品の方向性を決める上で非常に重要となります。
ポイント3. データ分析に基づく改善サイクル
3つ目のポイントは、データ分析に基づく改善サイクルです。
Google AnalyticsやMixpanelなどのツールを活用し、ユーザーの行動データを収集・分析します。
特に、機能の利用頻度、解約率、顧客獲得コストなどのKPIを定期的に計測し、改善のプライオリティを決定します。
また、ユーザーインタビューやアンケートも定期的に実施し、定性的なフィードバックも収集することが重要です。
まとめ
本記事では、マイクロSaaSの基本概念から具体的な事例、開発手法について紹介しました。
ノーコードツールの発展により、技術的なハードルが下がり、個人や小規模チームでもマイクロSaaSの開発・運営が可能になっています。
特に、特定のニッチ市場に特化し、MVPを早期にリリースすることで、効率的な事業展開が可能です。
ノクステックでも最短2週間でのマイクロSaaS開発やノーコードアプリ講座を開催しておりますので、興味がある方はお気軽にご連絡ください。