【体験談】ノーコードBubbleでWebサービスを開発する際のポイントを徹底解説!

BubbleでWebサービス開発するポイントを徹底解説

「マッチングサービスを作りたいけど予算がない…」「ノーコードで開発できるって聞いたけど実際どうなの?」

そんな方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ノーコードツールBubbleで開発した「Webメン」というサービスを運営した経験をもとに、これからBubbleでアプリを開発する人向けにポイントを紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。

ノーコードツールBubbleとは

ブロックを組み合わせることでプログラミングができなくても簡単にWebアプリを開発できるツールです。
300万人以上のユーザーを抱える王道ノーコードツールです。

ノクステック」では、ノーコードエキスパートによるシステム開発を行っております。

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世界中でわずか数百人しか取得していないBubble認定資格を持つエキスパートが、直接サポートいたします。

目次

ノーコードツールBubbleとは

Bubbleは、プログラミングの知識がなくてもWebアプリケーションを開発できるノーコードツールです。

ここではBubbleのメリット・デメリットについて解説していきます。

Bubbleのメリット

Bubbleのメリットは以下になります。

プログラミングスキル不要のノーコード開発

Bubbleの最大の魅力は、コーディングの知識がなくてもビジュアルなドラッグ&ドロップ操作でWebアプリケーションが開発できる点です。プログラミング経験がない人でも、直感的な操作で機能を実装できます。

ノーコードの中でも圧倒的に実現できることが多い

Bubbleはノーコードツールと言えども、JavaScriptによるカスタムコーディングも可能です。また、API連携を行うことで決済機能の導入やSNSとの連携なども行うことが可能です。

短期間でリリース&改善できる

Bubbleはノーコードであるため、一般的なフルスクラッチ開発と比べると2分の1程度の期間でリリースを行うことができます。また、ユーザーのフィードバックをもとにした改善もスピーディーに行うことができます。

カスタマイズ性の高さと大幅なコストカットを実現できるというのが、Bubbleの大きな強みとなっています。

Bubbleのデメリット

Bubbleのデメリットは以下になります。

プラットフォームに依存する

Bubbleでのアプリ開発はツールに依存するため何らかの問題でサービスが終わる可能性があります。

しかし、Microsoftが支援しているツールということもあるため数年でなくなることはないでしょう。

開発に向いていないカテゴリーが存在する

長尺動画を多数再生するものやゲームなど一部のアプリの開発には向いていません。

コードを吐き出すことができない

アプリをコードとして出力することができないのでコードを使った開発を行う際に1からアプリを作る必要があります。

【体験談】Webメンをリリースするまでの流れ

ここからはデザイナーとコーダーの仕事仲間探しプラットフォーム「Webメン」をリリースするまでに行ったことを紹介していきます。

アプリ開発のきっかけ

Webメンを開発しようと思ったきっかけは知り合いのデザイナーがXで「コーダーを探している」という旨の投稿をしたことでした。

この投稿に対して200いいね、2万以上のインプレッションが付いているのを見つけて、「これは需要がある」と思い、開発することにしました。

β版リリースに向けてしたこと

開発するにあたり、以下の流れでβ版をリリースしました。

STEP
デザイナーとコーダーの課題を明らかにする

まずは知り合いのデザイナーとコーダーに話を聞き、どんな要件が必要かを明らかにしました。

STEP
要件定義

要件をもとに開発に向けて機能に落とし込みます。

STEP
ラフ画作成

開発する画面をラフに作成しました。今回はβ版ということもありデザインにこだわらずに、ラフな手書きの画面をもとに開発することにしました。

STEP
アプリ開発

検証する機能を絞り11日ほどでアプリを開発しました。同時にSNSでの告知も行いました。

STEP
β版公開

β版を公開しました。今回は一部のユーザーにクローズドな状態でアプリを利用していただきました。また、ウェイトリストを作ることで行列感をX上で演出しました。

このフェーズでは、開発のスピード感とアプリの進捗をX上で公開し、ユーザーを巻き込むことを意識しました。

その結果、約30名の方が初期ユーザーとしてβ版を利用してくださりました。

また、初期ユーザーが運営に対してフィードバックをしやすいようにメッセージは全てXのDMで行い、メッセージ内容も砕けた内容にしました。

β版公開後、正式リリースまで

β版を公開した後、正式リリースに向けてアプリのブラッシュアップとLP制作を行いました。

STEP
アプリに追加・修正する機能を整理

フィードバックをもとにアプリに追加する機能の洗い出しと修正を行いました。

STEP
アプリのUIをブラッシュアップ

デザインをブラッシュアップしました。

STEP
デザイナーとLP制作

初期ユーザーの声を参考にしてLP制作を行いました。お客様の声は実際に初期ユーザーとして利用していただいた方にご協力いただきました。

STEP
正式リリース

約1ヶ月の準備を終えて正式リリース。

ここでは初期ユーザーにいただいたフィードバックをもとに機能の整理とブラッシュアップを行いました。また、β版リリースまでと同じように進捗をXで発信しました。その甲斐もあり、正式リリースから3日で100名以上の方がWebメンに登録してくださいました。

ノーコードWebサービスのリリース時のポイント

ノーコードでWebサービスをリリースする際に意識することには以下のようなものがあります。

ノーコードで実現可能か

あなたが作りたいものがノーコードツールで実現可能かどうかを確かめる必要があります。特にβ版では実現可能背も、機能追加を繰り返すことによって実現できなくなるというのが明らかな場合は、ノーコードで開発を始めないという決断も必要になるでしょう。

アプリを作る前に検証しているか

Webサービスの開発はいくらノーコードと言えども時間がかかります。必ず開発を始める前にプロダクト無しで検証できないかを考える必要があるでしょう。具体的には、LINEを使って検証する・Googleフォームで検証する等です。

利用者が増えたときにどうするかを決めているか

ノーコードで開発したサービスをリリースし、順調に利用者が増えた際に問題になるのが引き続きノーコードで運営するのか、それともコード開発を行うのかという点です。Webメンの場合は、低コストで運営することを決めて開発したため、マッチング後はアプリ外でやり取りをしてもらうことでデータ使用料を減らす工夫をしています。

まとめ

ここまでノーコードツールBubbleでWebサービスをリリースする際のポイントについて紹介しました。

ノーコードでの開発は簡単なイメージがありますが、「なぜノーコードで開発するのか」という質問に対して明確な回答が用意できてから着手することが望ましいでしょう。

ノクステックでは、スタートアップや起業家のノーコード開発支援を行っています。

興味がある方はお気軽にご相談ください。

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