CASE STUDIES

自社で場を持つ企業は、
何をしているのか。

コミュニティを自社で運営している企業の取り組みを、各社の公式情報をもとに整理しました。規模も業種も違いますが、共通している設計の考え方があります。

※ 当社の支援実績ではありません。公開情報にもとづく紹介です。記載内容は各社の公式サイト等で確認できる範囲にとどめています。

01
味の素株式会社

味のもト〜ク

ブランド横断のファンづくり

2023年7月に公開された、食を楽しむ会員制コミュニティ。「おいしいって、楽しい!」をテーマに、日々の料理や商品の使い方を参加者同士で共有します。

公開情報から分かること

  • 商品ブランドを横断した一つの場として設計されている
  • 「Cook Do®」「ほんだし®」など、商品ごとの広場(トピック)を用意
  • 会員限定の企画・交流会・イベントを実施
  • 参加者を「味のもファン」と呼ぶなど、その場だけの共通言語がある

設計としての読みどころ

複数の商品ブランドを持つ企業が、ブランドごとに場を分けるのではなく、一つの場に集めた例です。ブランド単位では小さすぎる熱量も、束ねれば会話が生まれる規模になります。

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02
株式会社良品計画(無印良品)

IDEA PARK(くらしの良品研究所)

顧客の声を商品開発へ

「こんな商品がほしい」「ここを直してほしい」という要望を顧客が投稿し、他の顧客が賛同やコメントを寄せられる場。2014年に開設されました。

公開情報から分かること

  • 要望の投稿に対し、他の参加者が「ほしい」で支持を示せる
  • 寄せられた声が、商品の改善や復活につながる
  • 新商品の開発プロジェクトに顧客が参加できる企画もある
  • 電話・メール・店舗の声とあわせて、商品改善の入力として扱われている

設計としての読みどころ

コミュニティを「売る場」ではなく「聞く場」として設計した例です。意見を出した人は完成品に愛着を持つため、開発の場がそのまま応援者づくりの場にもなっています。

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03
株式会社ヤッホーブルーイング

よなよなエールの超宴

ファンとの直接の接点づくり

ファンとつくり手が直接顔を合わせる大規模な野外イベント。2015年に約500人規模で始まり、回を重ねて数千人規模まで広がりました。

公開情報から分かること

  • 2015年に約500人で初開催、2018年には5,000人規模まで拡大
  • 2024年は約1,000人、2025年は約1,100人が参加
  • 2025年は雨天にもかかわらず参加者満足度85.3%
  • コロナ禍にはオンライン開催(おうち超宴)に切り替えて継続

設計としての読みどころ

オンラインの場だけでなく、年に一度の「会う日」を持つ例です。直接会った体験は共有の物語になり、その後のオンラインでの会話を厚くします。

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04
サイボウズ株式会社

キンコミ(kintone user community)

ユーザー同士の助け合い

業務アプリ「kintone」のユーザーが、運用ノウハウを共有し合うオンラインコミュニティ。「100人100通りの使い方」を前提に設計されています。

公開情報から分かること

  • ユーザー同士が気軽に質問し、悩みや活用のコツを共有できる
  • コミュニティガイドラインを公開し、場の空気を明文化している
  • 行政職員限定の「ガブキン」など、対象を絞った場も別に用意
  • 各地のユーザー主催の集まりとも連動している

設計としての読みどころ

BtoBのサービスでも、ユーザー同士の助け合いが機能する例です。サポート窓口への問い合わせが減り、活用が進むほど解約も起きにくくなります。

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共通点

4社に共通する3つの設計

規模も業種も違いますが、うまく続いている場には同じ性質があります。

01

目的が一つに絞られている

4社とも「ファンづくり」「声を聞く」「直接会う」「助け合い」と、その場が何のためにあるかが一言で言えます。あれもこれもを詰め込んでいません。

02

参加者が主役になっている

企業からの一方的な発信ではなく、参加者どうしが投稿し、答え、支持する設計になっています。運営は場を整える側にまわっています。

03

長く続いている

2014年、2015年、2023年——どれも単発の施策ではなく、年単位で続いています。続いていること自体が、外から見たときの信頼になっています。

これらはいずれも大企業の事例ですが、やっていることの本質は規模に依存しません。むしろ、顔の見える距離で一人ひとりと向き合える小さな会社のほうが、同じ設計を早く形にできます。

自社でやるなら

同じ考え方を、自社の規模で

ここで紹介した4社の設計は、体系立てて学べば自社にも移植できます。当サイトでは、全44レッスンの教科書として無料で公開しています。

株式会社AI Docks 代表 松永勇樹
株式会社AI Docks 代表取締役 /「コミュニティ2.0」提唱者

松永 勇樹

150名+
ノーコードサロン運営
50件+
場づくりの相談実績
多業種
法人コミュニティ支援

150名以上が参加するコミュニティを自ら運営する現役オーナー。AIを活用し、中小企業のコミュニティを「立ち上げ」から「運営」まで一気通貫で伴走支援しています。集客・顧客定着・採用に効く“稼ぐコミュニティ”を、設計から収益化まで一緒に形にします。

「うちの規模でもできますか?」に、お答えします。

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