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【実例付き】コミュニティアプリの作り方と費用相場|ノーコード開発事例も解説

コミュニティアプリの使い方や費用相場を事例付きで徹底解説
本記事のまとめ

コミュニティアプリの開発には従来のスクラッチ開発からノーコードまで、様々な選択肢が存在する。コミュニティアプリ運営成功のカギはLTV向上。費用対効果の高い開発手法としてノーコードが注目されており、50~100万円程度でのアプリ開発が可能。具体的な開発方法と費用相場を解説する。

「コミュニティアプリの開発費用はどのくらい?」「ノーコードで本当に作れるの?」

そのような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、コミュニティアプリの基本機能から具体的な構築手順、費用相場までをご紹介いたします。

100名規模のノーコードコミュニティを運営する実績をもとに、具体的な構築事例も織り交ぜながら解説しておりますので、ぜひ最後までお読みください。

ノーコードでコミュニティアプリを開発しませんか?
  • コミュニティアプリの見積もりが1000万円以上と言われたが、まずは小さく100万前後でテスト開発がしたい
  • 既存のコミュニティ参加者のLTVを向上させるためのアプリを作りたい
  • コミュニティ内のコンテンツを整理したい
  • ユーザーの声をもとに素早く機能を追加できるアプリが欲しい

ノクステックでは1ヶ月以内かつ50~100万円程度のノーコード開発を行っております。

興味がある方はぜひご相談ください。
実際に運用されているコミュニティアプリを触ってみる

目次

コミュニティアプリを作るならノーコード開発を推奨!

コミュニティで使用するアプリを開発する場合は、ノーコード開発がおすすめです。

特に初期の集客方法が確立する前の初期開発においてはノーコードツールを使用することで、1ヶ月以内に50~100万円程度でのコミュニティアプリの開発が可能です。

また既存SaaSとは違い、機能追加が容易であるためユーザーのフィードバックをもとにアプリを改善しやすいこともノーコード開発の魅力です。

100名規模のコミュニティで運用するアプリをベースにコミュニティ参加者の学習やマッチングなどを行うことができるアプリ開発を行っており、数多くのコミュニティで導入されています。

参考:【1分で完了】見積もりシミュレーターを試してみる

初期開発ならノクステック

コミュニティアプリの費用相場3パターン

以下の3つのパターンで費用を解説します。

開発目的費用相場開発期間
ノーコード開発50~100万円1,2ヶ月
スクラッチ開発500万円~3~6ヶ月
既存プラットフォーム活用5万円~なし
コミュニティアプリ開発方法比較表
  1. ノーコード開発(50万円〜)
  2. スクラッチ開発(500万円〜)
  3. 既存プラットフォーム活用(5万円〜)

それぞれ詳しく解説します。

参考:ノーコードツールでMVP開発を行う方法

パターン1. ノーコード開発(50万円〜)

1つ目のパターンは、ノーコード開発です。

初期開発費用として50-100万円程度、月額運用費用は5-10万円程度で構築可能です。

ノーコードサロンでもノーコードツールBubbleを活用したコミュニティ参加者限定の学習管理システムを運用しています。

参考:ノーコードツールBubbleとは?

パターン2. スクラッチ開発(500万円〜)

2つ目のパターンは、スクラッチ開発です。

開発費用として最低でも500万円程度が必要で、運用保守費用も月額20-30万円程度発生します。

また、開発期間は3-6ヶ月程度必要で、仕様変更や機能追加の都度、追加費用が発生します。

ただし、完全にカスタマイズされたシステムを構築できるメリットがあります。

パターン3. 既存プラットフォーム活用(5万円〜)

3つ目のパターンは、既存プラットフォーム活用です。

FacebookグループやDiscordなどの無料プラットフォームを活用することで、初期費用を抑えることが可能です。

弊社のおすすめは、Discordを活用した方法です。

Discordはロールと呼ばれる権限を付与することでチャンネルの表示・非表示を切り替えることができるため、自己紹介を行ったユーザーに対してのみロール付与を行う等、柔軟な使い方をすることが可能です。

おすすめはDiscord×アプリ運営

今後コミュニティを立ち上げる方におすすめなのが、Discordとアプリの掛け合わせです。

ノーコードサロンでも行った方法は以下の通りです。

➀Discordに30名の初期ユーザーを集める
➁コミュニティを試運転し、満足度が高ければ次に進む
➂SNSを活用して集客を行う
➃Discord参加者限定のアプリを運営
➄アプリ経由で新規ユーザーを獲得

最終的にはアプリで集客を行い、新規ユーザーを獲得することが可能です。アプリには決済機能を追加することで、決済ステータスに応じてアプリ内コンテンツの閲覧権限を切り分けると良いでしょう。

コミュニティアプリの基本機能3選

コミュニティアプリの基本機能3選

コミュニティアプリの基本機能は以下の3つです。

  1. メンバー管理
  2. コミュニケーション機能
  3. コンテンツ管理

それぞれ詳しく解説します。

参考:マッチングアプリの開発費用とは?

基本機能1.メンバー管理機能

1つ目の機能は、メンバー管理機能です。

メンバーの登録・認証、プロフィール管理、権限設定など、コミュニティの基盤となる機能が含まれます

ノーコードサロンでは、Bubbleというツールを活用することで、アプリに会員登録したメンバーの承認を行っています

また、Discordを活用することでDiscordアカウントでのみユーザーがログインできるようにすることも可能です。

学習システムのメンバー管理

基本機能2.コミュニケーション機能

2つ目の機能は、コミュニケーション機能です。

コミュニティアプリの用途によっては、メッセージ機能、お知らせ配信機能が必要です。

ノーコードサロンでは、Discordをメッセージ媒体とし、アプリは動画の視聴や学習記録の計測などユーザーエンゲージメントの向上目的で使用しています。

予算を50~100万円程度に抑えたい方は、Discord+ノーコードアプリ開発の組み合わせがおすすめです。

予算に余裕がある場合は、アプリ内にチャット機能を追加すると良いでしょう。

基本機能3.コンテンツ管理機能

3つ目の機能は、コンテンツ管理機能です。

コミュニティアプリでは、ダッシュボードから一般ユーザーが閲覧できるコンテンツを管理する必要があります。

学習コンテンツの追加や削除、公開日時の予約などを行うことがおすすめです。

また、イベントカレンダーをアプリに追加することで、ユーザーのアクティブ率を向上させることも可能です。

100名規模のコミュニティ運営の実績を持つノクステックに相談する
コミュニティアプリの相談はこちら

コミュニティアプリ運営成功のカギはLTVの向上

コミュニティアプリ運営を成功させるためにはLTVを向上させる必要があります。

LTVを向上させる方法は以下の通りです。

  1. 解約率を下げる
  2. 新規顧客の獲得コストを減らす

それぞれ詳しく解説します。

LTV向上方法1.解約率を下げる

1つ目のLTVを向上させる方法は、既存会員の解約率を下げることです。

解約率を1%減らすことができれば自然とLTVが向上するだけでなく、新規顧客の獲得に使える予算が増加します。

そのため、新規顧客の獲得にさらなる予算を投じたり、コミュニティ内で提供するコンテンツを充実させることができます。

LTV向上方法2.新規顧客の獲得コストを減らす

2つ目のLTVを向上させる方法は、新規顧客の獲得に必要な費用を減らすことです。

集客コストを削減する方法として、ユーザーの口コミ(UGC)を活用するというのがあります。

ノクステックでは、ユーザーを起点としたLTV向上サイクルを提唱し、ユーザー分析をもとにしたエンゲージメント向上施策、UGCの創出施策を導入したコミュニティアプリの提供を行っています。

UGC(ユーザー生成コンテンツ)とは?

UGCはUser Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)の略で、ユーザーが自発的に発信するコンテンツのことを指します。Xでの拡散やブログ投稿など、UGCには様々な方法があります。UGCを上手く活用することでコミュニティ運営における解約率の低下と新規顧客の獲得を実現することが可能です。

参考:ノクステックにコミュニティアプリ開発の相談をする

ユーザー起点LTV向上サイクル
ユーザー起点LTV向上サイクル

コミュニティアプリの収益性を高める追加機能3選

コミュニティアプリの収益性を高める追加機能3選

コミュニティアプリの利便性・収益化に必要な機能は以下の3つです。。

  1. 決済機能
  2. 学習管理機能
  3. アナリティクス機能

それぞれ詳しく解説します。

参考:【厳選】Bubbleの開発事例15選を紹介

追加機能1.決済機能

1つ目の機能は、決済機能です。

具体的には、アプリのサブスクリプションや一括決済です。

コミュニティアプリを運営する場合、月額制にすることが多く、収益性を向上するためにも決済機能を必ず追加しましょう

Stripe等の決済ツールをアプリと連携することでユーザーが月額料金の支払いを行うことが可能になります。

決済ツールStripeがおすすめ

決済ツールをアプリに導入する際はStripeの利用がおすすめです。

Stripeを活用することでユーザーの決済情報を自社で保管する必要がなくなるためセキュリティ観点で安心です。

また、手数料も3.6%と比較的低いため、上場企業からスタートアップまで多くの企業に導入されています。

Stripe公式サイトはこちら

Stripe公式サイト

追加機能2.学習管理機能

2つ目の機能は、学習管理機能です。

コミュニティアプリを運営する際には自社のコンテンツ(動画、資料)をユーザーに閲覧してもらう場合は多いと思います。

特にユーザーの学習記録などを取得することによって、熱量の高いユーザーを発見したり、人気コンテンツの発見を行うことが可能です。

熱量の高いユーザーに対してメッセージや有料サービスに関するお知らせを配信することでコミュニティ利用者のLTVを高めることに繋がります。

ノーコードサロンでは、ユーザーごとのコンテンツ閲覧完了数を取得していますが、詳細なユーザーの情報を取得する場合はLMS(ラーニングマネジメントシステム)のような学習時間の計測機能を追加すると良いでしょう。

LMSとは?

LMSは、ラーニングマネジメントシステムの略で、リスキリング補助金に代表される補助金を活用した学習支援において必要な学習管理システムのことです。

リスキリング補助金を活用した学習支援を行うには、受講生の学習データを機構に提出する必要があるため、学習時間の計測などを行う必要があります。

ノクステックでもLMSを運営しているため、お気軽にご相談ください。
LMSを活用したリスキリング教育について相談する

追加機能3.アナリティクス機能

3つ目の機能は、アナリティクス機能です。

コミュニティアプリを運営する場合、会員の活動分析、コンテンツの閲覧状況、エンゲージメント測定などのユーザー行動の分析機能が重要です。

ノーコードサロンでは、管理者用のダッシュボードからユーザーのコンテンツ閲覧状況を確認することができます。

コミュニティアプリ運営時には必ずユーザーの行動を可視化して、分析に活用できるデータを収集しましょう。

コミュニティアプリをノーコードで1ヶ月以内に開発する場合の費用相場

ノーコード学習システム

ノーコードサロンでは、学習システムをノーコードツールBubbleで開発しています。

開発期間は2週間程度、開発する場合の見積もり金額は100万円程度です。

アプリの機能

ノーコードツールを活用して1ヶ月以内&予算100万円程度で開発できるアプリの機能は以下の通りです。

  1. 会員登録/ログイン
  2. コンテンツ追加・編集・削除
  3. コンテンツ視聴
  4. ユーザー承認
  5. プロフィール作成・編集
  6. 動画リクエスト
  7. コンテンツ視聴完了
  8. Xへの学習記録投稿

【お試し】ノーコードサロンと同じシステムの挙動を確認したい方はお気軽にお問い合わせください。
コミュニティアプリの挙動を確認する

コミュニティアプリ開発の手順5ステップ

以下の5ステップで解説します。

  1. 要件定義と機能設計
  2. 基本機能の実装
  3. テストと運用開始
  4. アプリをリリース

それぞれ詳しく解説します。

ステップ1. 要件定義と機能設計

1つ目のステップは、要件定義と機能設計です。

コミュニティの目的、規模、予算、必要機能を明確化します。

初期開発を行う場合、1ヶ月以内にリリースできる機能に絞ることが大切です。

ステップ2. 基本機能の実装

2つ目のステップは、基本機能の実装です。

コミュニティアプリの基本的な機能を実装していきます。

この段階では、1ヶ月以内にリリースできる機能に絞ることを重視しましょう。

コミュニティアプリの実装

ステップ3. テストと運用開始

3つ目のステップは、テストと運用開始です。

機能単位でのテストやフロー全体のテストなどリリース時にミスが起きないように入念にテストを行います。

ステップ4. アプリをリリース

4つ目のステップは、アプリのリリースです。

テスト完了後、修正を行ったのち、アプリをリリースします。

ノーコード学習システム

コミュニティアプリの失敗を未然に防ぐためのポイント3選

コミュニティアプリの失敗を未然に防ぐためのポイント3選

コミュニティアプリを開発する際の失敗確率を最小限に抑えるためのポイントは以下の3つです。

  1. 初期開発時には最小限の機能に絞る
  2. 最初からアプリ開発を行わない
  3. 成功する確信がない状態でアプリを作らない

それぞれ詳しく解説します。

参考:SNSアプリの開発費用を抑える方法を解説

ポイント1. 初期開発時には最小限の機能に絞る

1つ目のポイントは、初期開発時には最小限の機能に絞ることです。

よくある失敗として沢山の機能を詰め込んだは良いものの、リリース時に思ったようにユーザーが集まらないことです。

そのため、弊社では「1ヶ月以内にアプリをリリースできる機能に絞る」ことを強く推奨します。

リリース後に反応が良い機能やユーザーからのフィードバックをもとに、機能追加を行うと大きくこける可能性をグッと減らすことができます。

ポイント2. 最初からアプリ開発を行わない

2つ目のポイントは、最初からアプリ開発を行わないことです。

正直、アプリが完成すればサービス運営が上手くいくと思っている方も多いです。

しかし、アプリはリリースしたからと言って集客を行わなければユーザーは集まりません。

おすすめの集客方法は、アプリをリリースする前に一定以上のユーザーを集客しておくことです。

DiscordやSlack等のコミュニケーションツールを活用し、初期ユーザーに対して試験的にサービスを提供することが大切です。

失敗を減らすために

経験上、コミュニティアプリを軌道に乗せるにはコンセプトに共感する初期ユーザーを約30名集めることが大切です。

この段階でユーザーが集まらない場合、見込み顧客にコンセプトが刺さっていないということになるため、コミュニティアプリをリリースしてもユーザーが集まらない可能性が高いと言えるでしょう。

ノーコード学習システムリリース投稿

ポイント3. 成功する確信がない状態でアプリを作らない

3つ目のポイントは、成功する確信がない状態でアプリを作らないことです。

前述の同じく、コミュニティアプリはユーザーが利用している場面が目に浮かぶ状態でリリースするものです。

1番良い状態は、リリース前にお金を払ってでもアプリを使いたいというユーザーを集めておくことです。

1ヶ月以内にリリースできるノーコードを活用するからこそ、事前にユーザーを集めてからアプリを開発することが可能になります。

コミュニティアプリ開発のご相談はノクステックまで

本記事では、コミュニティアプリの開発方法と費用相場について解説しました。

ノーコードツールを活用することで、従来のスクラッチ開発と比べて大幅なコスト削減とスピーディーな実装が可能です。特に、既存のプラットフォームを組み合わせることで、効率的な運営が実現できます。

コミュニティアプリはユーザーの機微を捉えた開発・カスタマーサポートが必要不可欠であるため、コミュニティを運用している開発会社に依頼を行うことを推奨します。

ノクステックは、国内有数のBubble正規代理店&コミュニティアプリの運用実績があるため、コミュニティアプリ開発に対して失敗したくないという方はぜひ一度弊社にご相談ください。

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古川大暉

執筆者
古川大暉
ノーコード専門メディア「ノクステック」運営。Bubble事業の責任者を務める。Bubble公式の認定試験に日本で4番目に合格したノーコードスペシャリスト。

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