Studioでできること・できないことを徹底解説

Studioでできること・できないことは?Studioの概要を徹底解説

「Studioってよく聞くけど何ができるの?」「ノーコードの限界が知りたい」

そんな方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Studioでできること、できないことを詳細に解説しています。

Studioを最大限に活用するためのヒントが得られると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

本記事の内容
  • Studioの特徴、強み
  • Studioでできること
  • Studioでできないこと

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目次

Studioとは?

StudioはWebサイト制作に特化したノーコードツールの1つです。

シンプルな操作性とそのデザイン性の高さから、近年人気のノーコードツールです。

参考:StudioでLPを制作するメリットとは?流れやテンプレートの使い方

Studioの特徴

Studioには以下のような特徴があります。

  • デザイン性が高い
  • プログラミング不要でサイト制作ができる
  • 日本語でのサポートが充実

これらの特徴を踏まえてサイト制作を行いましょう。

Studioの強み

Studioでは以下のような強みがあります。

  • テンプレートが豊富
  • 国産ツールだから解説が充実
  • コミュニティがある

日本発のツールであるため、ユーザーとの距離が近いことが魅力と言えそうです。

参考:Studioのメリット・デメリットとは?

Studioでできること

Studioでできることは、以下の通りです。

プログラミング不要でサイト制作を行ったり、お問い合わせフォームを作成することが可能です。

またCMS機能を用いることでブログ運営を行うことも可能なため、幅広いサイトを構築することができると言えるでしょう。

できることできないこと
プログラミング知識なしでのサイト制作会員サイトの作成
レスポンシブの設定ECサイトの作成
ブログ投稿Basic認証
独自ドメインの設定ページネーションの追加
サーバーなしでのサイト運用スマートフォンやタブレットでの制作
SEO対策コードの直接編集
お問い合わせフォームの作成
パーツの共通化
RSSの読み込み
モーダル
パスワード保護
APIの使用
Instagramの投稿表示
Studioでできること・できないことまとめ

プログラミング知識なしでのサイト制作

Studioはノーコードツールであるため、プログラミング知識がなくてもサイトを制作することができます。

そのため、コーディングについて詳しくない方でも、気軽にサイト制作を行うことが可能です。

サイトの管理・更新を簡単に行うことができるのも特徴の1つです。

レスポンシブの設定

Studioではレスポンシブの設定を行うことができます。

基準となる画面幅の他に、スモール、タブレット、モバイル、ミニという4つのブレイクポイントを設定することができるため、ユーザーのデバイスによって柔軟にサイトの見た目を切り替えることができます。

以下の記事でレスポンシブ対応について解説しているので気になる方はご覧ください。

ブログ投稿

Studioには、標準でCMS(コンテンツマネジメントシステム)というコンテンツを一括で管理するシステムが搭載されています。

このCMSを使用することによって、ブログなどのコンテンツを追加することができます。

CMSではコンテンツの作成、公開日時の設定、並べ替え、カテゴリーの作成などブログ機能を実現するうえで必要な機能が備わっています。

独自ドメインの設定

Studioでは、有料プランで独自ドメインを設定することができます。

独自ドメインを設定することで、自社のブランディングになったり、サイトをStudioから移行する場合にもドメインの評価を引き継ぐことが可能になります。

参考:Studioで独自ドメインを設定してサイトを公開する方法

サーバーなしでのサイト運用

Studioでは、プロジェクトを作成すると自動でサーバーが立ち上がるため、自社でサーバーを契約する必要はありません。

そのため、スピード感をもってサイト制作を始めることが可能になります。

また、無料プラン内でもサイト公開が可能なので、まずはツールを触ってみたいという方にもおすすめです。

SEO対策

Studioでは最低限のSEO対策(内部対策)を行うことができます。

具体的には、タグの設定やタイトル、ディスクリプションなどがあります。

以下の記事でStudioのSEO対策について詳しく解説しているので気になる方はご覧ください。

お問い合わせフォームの作成

Studioではかんたんにフォームを作成することができます。

送信先を設定することで、簡単にお問い合わせフォームを作成することが可能です。

また、カスタマイズを行うことで、Slackなどの外部ツールへの通知を行うこともできます。

参考:Studioでお問い合わせフォームを作る方法

パーツの共通化

Studioでは、ヘッダーやフッターなどのパーツをコンポーネントとして使いまわすことができます。

コンポーネントを使う際のメリットは、編集する際にデザインを一括で変更できることです。

適切に使用することでサイトの運用をグッと楽にすることができます。

RSSの読み込み

StudioではRSS機能を使用して外部の記事情報をリスト表示することができます。

例えば、noteで書いた記事をStudio内に表示することが可能です。

参考:RSSを使ってStudio内にnoteの記事を表示させる

モーダル

画面上に浮き出てくるモーダルを作成することができます。

モーダルを作成することによって、お問い合わせフォーム送信後のサンクスメッセージを表示したり、コンテンツの詳細情報を表示することができます。

パスワード保護

パスワード保護機能は、サイトに対してパスワードを設定することで、パスワードを知っている人だけにサイトを見せることができます。

特定の人にのみサイトを見せたい場合に使用されることが多いです。

パスワード保護機能は有料プランで使用することができます。

参考:パスワード保護の方法はこちら

APIの使用

Studioでは、APIを使うことで外部ツールとの連携を行うことができます。

具体的には、notionやShopifyの項目・商品をStudio上に表示することができます。

ちなみにStudioの公式では、APIの正式バージョンが近いうちにリリースされるとのことです。

参考:API機能の正式バージョンについて

Instagramの投稿表示

StudioではSnapWidgetというツールを使うことで、Instagramのフィード投稿をサイト内に埋め込むことができます。

SnapWidgetは、無料でも利用できるため、興味がある方は一度試してみると良いでしょう。

参考:StudioでInstagramの投稿を埋め込む方法を解説

Studioでできないこと

Studioでできないことは、以下の通りです。

会員サイトの作成やスマホやタブレットでの編集などは行うことはできないため、注意が必要です。

できることできないこと
プログラミング知識なしでのサイト制作会員サイトの作成
レスポンシブの設定ECサイトの作成
ブログ投稿Basic認証
独自ドメインの設定ページネーションの追加
サーバーなしでのサイト運用スマートフォンやタブレットでの制作
SEO対策コードの直接編集
お問い合わせフォームの作成
パーツの共通化
RSSの読み込み
モーダル
パスワード保護
APIの使用
Instagramの投稿表示
Studioでできること・できないことまとめ

会員サイトの作成

Studioでは会員サイトを作成することはできません。

主な理由として、会員サイトに必要なログインや新規登録機能がないことが挙げられます。

そのため、あくまでもWebサイト制作に特化したツールとして使用することをおすすめします。

ECサイトの構築

StudioではECサイトを構築することはできません。

決済システムであるStripeを埋め込むことで、ECサイト風のページを作成したり、APIを使うことでShopifyの商品データを表示することは可能です。

しかし、Studio単体でのECサイト構築ではできないと言えるでしょう。

ECサイトを構築する際は、別のツールを使うことがおすすめです。

無料プランでのindex申請

Studioでは、無料プランでindex申請を行うことができません

主な理由として、index申請を行うために必要なGoogleSearchConsoleとの連携が無料プランではできないことがあります。

参考:Studioでindex申請を行う方法

Basic認証

Basic認証とはページに対してアクセス制限をかけることを指します。

StudioではこのBasic認証ができないため、URLさえ知っていれば誰でもサイトにアクセスすることが可能です。

現状としては、パスワード機能を使用することでアクセスを制限することが限界と言えるでしょう。

ページネーションの追加

Studioでは、ページネーションを作成することはできません。

パーツを配置することでページネーションのような見た目を再現することは可能ですが、正常なページネーション機能ではないため、あくまでもユーザーのためのページネーションであると言えるでしょう。

スマートフォンやタブレットでの制作

Studioでは、スマホやタブレットでのサイト制作を行うことができません。

PC以外での編集は原則できないため、注意が必要です。

そのため、社内やお客様に対して制作方法の説明をする際には気を付けることが大切です。

コードの直接編集

Studioでは、コードを直接編集することができませんが、カスタムコードを使用することで、ページのheadやbodyに対してコードを追加することが可能になります。

しかし、コードを直接編集したり、吐き出すことはできないため、サイト制作を行う際には注意が必要です。

まとめ

この記事では、Studioでできること・できないことを紹介しました。

サイト制作の目的に応じて、Studioを利用するかどうかを決めると良いでしょう。

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執筆者
松永勇樹
ノーコード専門メディア「ノクステック」運営。STUDIO Experts加盟。
Web講座の事業責任者を経て、ノクステックを設立。

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