【体験談付き】StudioのSEOは弱い?SEO対策のやり方を徹底解説

「StudioはノーコードだからSEOは弱い」「自分でニュースを更新できるのは魅力だけど、上位表示できるか不安」
そんな風にお考えの方も多いのではないでしょうか。
結論、Studioは決してSEOに弱いとは言えません。適切なSEO対策を行うことで上位表示することは十分可能です。
本記事では、Studioで行うSEO対策のやり方について解説します。
上位表示のコツや注意点も合わせて紹介しておりますので、ぜひ最後までお読みください。
StudioのSEO対策は決して弱いと言えないものの、WordPressと比較すると相対的に弱いと言えます。しかし、Studioで作られたサイトや記事であっても検索結果に上位表示させることは十分に可能です。
SEO対策の効果を分析できるツールとしてはGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)やGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)があります。
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StudioはSEOに弱いのか?

SEO対策とは?
SEO対策とはSearch Engine optimizationの略で日本語では「検索エンジン最適化」となります。
主にGoogle検索によって表示されるサイトをより上位にしたり、クリックされやすくなるための手法のことを指します。
SEO対策を行うことで、ユーザーにサイトや記事を見つけてもらいやすくなります。
StudioがSEOに弱いと言われる理由
StudioがSEOに弱いと言われる理由としては、WordPressに比べてSEOに特化したプラグインがないことが挙げられ明日。
確かに、豊富なプラグインを抱えるWordPressと比較するとStudioのSEOは相対的に弱いと言えるものの、決して上位表示できないレベルではありません。
SEO対策の概要を理解し、適切なSEO対策の設定を行うことで、上位表示できるサイトを制作することができます。
参考:Studioの制作代行サービスを利用する際の流れや費用とは?
Studioで上位表示した事例
ノクステックのクライアントが運営するメディアでは、「留学 種類」という検索ワードである記事が4位にランクインしています。
後から聞いた話ですが、当時そのクライアントは検索ボリュームや競合の多さ、DR(ドメインレーティング)と呼ばれるドメインの強さなどを全く気にすることなく、記事を書いていたとのことでした。
そのような記事であってもSEO対策を行うことで上位表示が可能であるため、Studioでサイトを運用していきたいと考えている方は、これから紹介するSEO対策をしっかりと行うことで検索上位を狙うことも十分可能であると言えるでしょう。
ノクステックが運営するノーコードサロンというメディアでは、ブログ記事が「Studio 学習方法」というキーワードで6位にランクインしています(2024/12/26現在)

Studioで設定するSEO対策一覧

StudioにおけるSEO対策
StudioにおけるSEO対策の項目は以下の通りです。
ここでは、内部対策と外部対策に分けて詳しく解説します。
内部対策 | 外部対策 |
---|---|
サイト設定 | 被リンク獲得(量と質) |
ページ設定 | サイテーション |
タイトルの設定 | |
descriptionの設定 | |
OGP画像の設定 | |
ファビコンの設定 | |
HTMLタグの設定 | |
alt属性の設定 | |
404ページの設定 | |
サイトマップの送信 | |
構造化データの追加 |
StudioのSEO対策のやり方:内部対策
まずはStudioで行うべき内部対策について解説します。
Studioでサイト制作をする際は以下のリストにある内部対策を行うと良いでしょう。
それぞれを詳しく解説します。
タイトルの設定
タイトルは、サイト全体のタイトルとページのタイトルがあります。
タイトル部分には、ユーザーに検索してほしいキーワードを含めます。
一般的に文字数は32文字以下にすると良いと言われています。
また、Studioでオウンドメディアを作る場合は記事タイトルも同様に検索してほしいキーワードを含める必要があります。
オウンドメディア構築については、以下の記事に詳しくまとめているので興味がある方はご覧ください。
参考:StudioのCMS機能でオウンドメディアを運営する方法を徹底解説

descriptionの設定
descriptionは、SEO対策とは直接関係ないものの、検索時に表示されるため対策するようにしましょう。
PC版では90~120字程度、SP版では70文字程度までしか表示されないため、最低でも70文字程度は書くようにしましょう。
また、狙いたいキーワードや検索意図を前半に記入することで、ユーザ一に興味を持ってもらいやすくなります。

OGP画像の設定
OGP画像は、「Open Graph Protcol」の略で、コンテンツがSNS等にシェアされた際に表示される画像のことを指します。
Studioではカバー画像がOGP画像にあたります。
SNSにシェアされる際に画像があるかどうかでユーザーのクリック率が変わるため、必ず設定するようにしましょう。

ファビコンの設定
ファビコンは、タブに表示されるアイコンになります。
こちらもサイトの情報を表現する要素になるため、必ず設定するようにしましょう。

HTMLタグの設定
HTMLタグは、テキストやボックスに対して設定するタグになります。
p、h2、sectionなど適切なものを設定することでサイト構造が検索エンジンに伝わりやすくなります。

alt属性の設定
alt属性は、何らかの形で画像が表示されない場合に表示されるテキストのことを指します。
設定する際は、画像について可能な限り具体的に書くと良いでしょう。
具体的には、女性の画像の場合「ベンチに座っている白い服を着た女性」などです。

404ページの設定
404ページは、ページが存在しない場合に表示されるページです。
ユーザーに対してページがないことを伝えつつ、他のコンテンツに興味を持ってもらえるようなデザインにすると良いでしょう。

サイトマップの送信
サイトマップは、Googleに対してサイトの情報を伝えるために使用します。
サイトマップを送信するためには、Googleサーチコンソールとの連携が必要になります。

構造化データの追加
構造化データは検索結果を目立たせることができるデータです。
FAQや商品情報を検索上に表示することでユーザーの目を引くことができるため、クリック率の向上に寄与します。
Studioでは各ページに対して構造化データを追加することが可能です。
詳しい解説はStudio公式サイトに記載の「構造化データの設定方法」と「Google検索セントラル」をお読みください。

StudioのSEO対策のやり方:外部対策
外部対策は主に被リンクとサイテーションに分かれています。
外部対策の特徴として、自身ではコントロールすることが難しいことが挙げられます。
被リンクとは、運営するWebサイトがSNSや別のサイト上で引用・紹介されることを指します。
被リンクを獲得するにはSNSや名刺等での宣伝だけでなく、被リンク営業と呼ばれる施策を行う必要があります。
現在のSEO対策では、ドメインパワーが非常に大切になっており、この被リンク獲得戦略を描けるかどうかがSEO対策において重要なポイントです。
自社でコンテンツを発信していく予定の方は、被リンク獲得戦略がある制作会社に依頼すると良いでしょう。
サイテーションとは、SNS等で自社のサービス名、ブランド名、電話番号などが紹介されることを指します。
参考:Studioの制作代行サービスを利用する際の流れや費用とは?
StudioのSEO対策:内部対策

Studioではプロジェクトのダッシュボードに「SEO対策を強化」という項目があり、こちらをクリックすることでSEOに関する記事を閲覧することができます。

サイト全体の設定
サイト設定では、サイトタイトル、descripiton(説明文)ファビコン、カバー画像、言語の設定を行うことができます。
descriptionは直接SEO対策にはなりませんが、ユーザーが記事をクリックする際に参考にするため、必ず設定するようにしましょう。


ページごとの設定
ページ設定では、タイトルとdescription、ファビコン、カバー画像、noindex、言語を設定することができます。
noinexは検索結果にページを表示するかどうかの設定です。

エディターでの設定
エディター設定として404ページの作成があります。
404ページを作成する際は「ページを追加」→「ページタイプを404ページに変更」します。

内部対策のポイント
内部対策のポイントは、全ての設定を確実に行うことです。
細かい設定が多く、自社で設定する場合は時間がかかりますが、競合他社と差が付くポイントなので必ず設定するようにしましょう。
自社でサイト制作を行う際にありがちな失敗としては、h1、h2タグなどを適当に設定し、SEO的に損をしていることです。
また、デザインを作成する段階で、検索エンジンに評価されやすいサイト構造になっているかを確認するようにしてください。
StudioのSEO対策:外部対策

外部対策のコツは被リンクの獲得です。
外部対策の方法は数多くありますが、ここでは以下の3つに絞って紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
外部対策1.SNSでの発信
1つ目の外部対策は、SNSでの発信です。
SNSでの発信におけるメリットは、手軽かつ無料で行うことができることです。
サイトURLの拡散やサイテーションと呼ばれるサービス名などの拡散が期待できます。
特に、コンテンツマーケティングとの相性が良いため、Studio上で良質な記事を公開し、SNSにシェアすることで効率的に見込み客を集めることができます。
外部対策2.プレスリリースを打つ
2つ目の外部対策は、プレスリリースを打つことです。
サイト運営者が法人の場合、積極的にプレスリリースを活用することが大切です。
ノクステックではPRTIMESを活用してノーコードサロンをリリースに合わせてプレスリリースを打っています。
月1回、年間10回以内であれば無料でプレスリリースを打つことができるスタートアップ割引などもあるのでぜひ活用してみてください。

外部対策3.Studio Showcaseへの掲載
3つ目の外部対策は、Studio Showcaseへの掲載です。
Studioで制作されたサイトはStudio公式が運営している「Studio Showcase」に掲載することができます。
被リンクの獲得やアクセス増加も期待できるため、クローズドではなく公にサイトを運用していく予定の方はぜひ掲載申請を行うと良いでしょう。
掲載申請をする際はサイトとは別に紹介文やタグを記載する必要があるため、別途準備が必要になります。

外部対策のポイント
外部対策のポイントは、SNSやメディアなどの集客力を借りて宣伝することです。
外部の力を上手く活用することで、集客力がない状態であっても見込み顧客を集めることが可能です。
これから本格的にサイトを運営する方を優遇しているメディアも多いので、ぜひ有効活用してみてください。
StudioでSEO対策の効果を分析する方法

StudioではSEO対策の効果を分析するツールとして、以下の2つがあります。
それぞれ詳しく解説します。
分析方法1.GoogleSearchConsoleを設定する
1つ目の分析方法は、GoogleSearchConsole(グーグルサーチコンソール)を設定することです。
GoogleSearchConsole(グーグルサーチコンソール)は、サイトへの流入を分析することができるツールです。
サイトへのアクセス数や各ページへの表示回数やクリック数などを分析できるだけでなく、ページを検索結果に表示するためにGoogleに対して依頼するindex申請を行うことも可能です。
StudioでSEO対策を行う際には、必ず入れておきたい分析ツールの1つです。

分析方法2.GoogleAnalyticsを設定する
2つ目の分析方法は、GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)を設定することです。
GoogleAnalyticsは、サイトに流入したユーザー行動を分析することができるツールです。
また、検索エンジン以外にもSNSからの流入や紹介での流入など、サイトへのアクセスに占める媒体の割合を分析することも可能です。
サイト分析を行う際には、必ず入れておきたいツールの1つと言えるでしょう。
参考:StudioでGoogleアナリティクスを設定する手順

まとめ
本記事では、StudioにおけるSEO対策の方法について解説しました。
今回ご紹介したのはあくまでも基本的な設定方法であるため、実際にSEO対策を行う場合は、被リンク営業も含めて総合的に考える必要があります。
ノクステックでは、以下のような方のお役に立てると思いますので、社内でのサイト制作体制に不安がある方はお気軽にお問い合わせください。
自社のリソース状況に合わせて、社内制作と外注制作を使い分けることが大切です。
- 適切なSEO対策を行ったサイトが欲しい
- デザイン性の高いサイトが欲しい
- Web知識が少なくても、自社で運用できるサイトが欲しい
