ひとり社長が自社サービスを作る方法と注意点を徹底解説!

「今の働き方に限界が見えてきた」「自社サービスの作り方がわからない」
そんな悩みを抱えるひとり社長の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ひとり社長の強みや経験を活かした自社サービスの作り方やポイントを解説しています。
AI・ノーコード受託会社として複数事業を運営している経験をもとに解説しておりますので、ぜひ最後までお読みください。
ひとり社長が自社サービスの作る際には、自社の強みを活かすことが鉄則。最初からサービスを作るのではなく、ニーズ検証を行い「売り先を見つけてから、サービスを作る」のがポイント。
ひとり社長が抱えるよくある悩み3選
ひとり社長が抱えるよくある悩みは以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
悩み1.自分が稼働しないと売上が経たない
1つ目の悩みは、自分が稼働しないと売り上げが立たないことです。
病気や怪我を追ってしまうと、収入が発生しないため常に働き続ける必要があります。
自分が休むと収入がゼロになるので、休みたくても休めないというひとり社長の方も多いのではないでしょうか。
悩み2.時間の切り売りに限界を感じている
2つ目の悩みは、時間の切り売りに限界を感じていることです。
コンサルのような労働集約型の事業では、どこかで売上の天井が見えてきます。
さらに売上を上げていきたいと思っても、今の働き方では難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
悩み3.新規事業を始めたいがリソースがない
3つ目の悩みは、新規事業を始めたいがリソースがないことです。
既存業務で忙しく、事業アイデアはあってもニーズ検証に充てる時間がないという状況です。
特に、事業立ち上げの際は「どれだけ事業にコミットできるのか」が大切であるため、リソースがないと中途半端になってしまう可能性があります。
ひとり社長が自社サービスを作る方法3選
ひとり社長が自社サービスを作る方法は以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
方法1.既存業務をパッケージ化する
1つ目の方法は、既存業務をパッケージ化することです。
顧客に対して提供している内容を自分以外でも遂行できるような汎用的なサービスに作り変える方法です。
マニュアルをもとに外注メインで運営できるサービスを構築することで、自分が稼働しなくても仕事が回るようになります。
具体的には、定額制のコンサルや作り放題系のサービスがおすすめです。
方法2.自分の知識をもとにコンテンツ化する
2つ目の方法は、自分の知識をコンテンツ化することです。
これまでのクライアントワークで培ってきた知見をもとに、テキストや動画形式で提供できるサービスを作る方法です。
これはコンサルのような稼働に対してお金が支払われる「労働集約型ビジネス」ではなく、コンテンツに対してお金が支払われる「コンテンツ集約型ビジネス」です。
具体的には、コミュニティ運営やスクール運営がおすすめです。
方法3.自分の知識や経験をシステム化する
3つ目の方法は、自分の知識や経験をシステム化することです。
これまでの知見をもとにシステムを開発し、SaaSとしてシステムを提供する方法です。
顧客解像度の高さを活かして痒い所に手が届くプロダクトを開発することができれば、手堅く収益を上げることも可能です。
AIツールやノーコードツールを活用することで、200~300万円程度の金額でSaaSを開発することが可能です。
【ニッチ領域で勝つ】マイクロSaaSとは?成功事例付きで解説!
ひとり社長が自社サービスを作る際のポイント3選
ひとり社長が自社サービスを作る際のポイントは以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
ポイント1.継続的な売上が見込める
1つ目のポイントは、継続的な売上が見込めることです。
自社サービスを作る際はなるべく月額制のサービスを作ることを推奨します。
新規顧客を積極的に集める必要があるサービスの場合、広告予算が大きい企業との戦いになるため、資本力で勝つことは難しいと言えます。
ニッチな領域で圧倒的な使い勝手の良いサービスを提供することが自社サービスを作る際のポイントです。
ポイント2.認知用のサービスと利益率が高いサービスを明確に分ける
2つ目のポイントは、認知用のサービスと利益率が高いサービスを明確に分けることです。
自社サービスを作り、仕組化を進めていくということは「ある程度汎用的なサービスになる可能性が高い」ということです。
そのため、自社サービスで認知を獲得し、より高度なカスタマイズ等を希望する顧客に対しては利益率の高いサービスを提供するという方法がおすすめです。
私はコミュニティ運営とスクール運営を行っていますが、フロントである比較的低額のコミュニティで認知を獲得し、本格的に学びたい方に対してはバックエンド商品であるスクール運営を紹介しています。
ポイント3.仕組化できる
3つ目のポイントは、仕組化できることです。
ここでいう仕組化とは、マニュアルがあれば自分以外でも業務を回せる状態を指します。
自社サービスの立ち上げ後は、少しずつマニュアル作成を開始し、最終的には自分がいなくても事業が運営できる体制を構築することが大切です。
ひとり社長が自社サービスを作る際の注意点3つ
自社サービスを作る際の注意点は以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
注意点1.いきなり全てのリソースを投下しない
1つ目のポイントは、いきなり全てのリソースを投下しないことです。
自社サービスの立ち上げは最初からうまくいくとは限らないので、最初から全部のリソースを投下するのは避けることが大切です。
クライアントワークで最低限の収入を確保しながら、週1~2日の時間を使って自社サービスを作るのがおすすめです。
注意点2.利益率が下がる可能性がある
2つ目のポイントは、利益率が下がる可能性があることです。
既存業務を効率化するサービスを作る場合、顧客はサービスを使うことでこれまでよりも安い金額で課題解決できるようになります。
これは言い換えると、自分の名前で仕事を受注していたものを自分以外(自社サービス)でも提供できるようになるということです。
その結果、自社サービスがある程度の規模に拡大するまでは売上が減る可能性があります。
注意点3.ニーズ検証を行う
3つ目のポイントは、ニーズ検証を行うことです。
自社サービスを作る際にありがちなのが、「〇〇というアイデアなら顧客がお金を払ってくれるだろう」という想定だけで、いきなりサービスを作り始めてしまうことです。
いざサービスが完成したところで、誰もお金を払ってくれなければ時間とお金を失ってしまうことになります。
理想は「売り手を先に見つけてから、サービスを作ること」です。
まずは少額のコストで事業アイデアに対するニーズ検証を行い、顧客を見つけることが大切です。
自社サービスの作り方:まとめ
本記事では、ひとり社長に向けて自社サービスの作り方について解説しました。
顧客と向き合い続ける中で得た「顧客解像度の高さ」を活かして、痒い所に手が届く自社サービスを作ることが大切です。
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