【保存版】案件が取れるポートフォリオの作り方

「ポートフォリオってどう作るの?」「SNSで発信してるけど案件につながらない…」と悩んでいませんか?
デザイナーにとってポートフォリオは、ただの作品集ではなく“案件獲得のための営業ツール”です。
特にSNSでの発信から仕事を得たい場合、信頼感のあるポートフォリオがあるかどうかで依頼率は大きく変わります。
この記事では、案件につながるポートフォリオの構成や注意点、SNSとの連携方法までを丁寧に解説します。
初心者の方でも安心して作り始められるように、具体的な例や項目も紹介していきます。
さらに、Studioの相談200件の経験を持つStudioエキスパートによる「継続案件を安定して取れるようになる」ための案件獲得コンサルもご案内しています。
この記事では、デザイナーが案件を獲得するためのポートフォリオの作り方を解説。基本構成や実績が少ない場合の工夫、SNSとの連携方法まで網羅しています。デザインの意図を言語化し、SNSと併用することで信頼と案件獲得のチャンスが広がります。

ポートフォリオが必要な理由5つ

ポートフォリオが必要な理由は、以下の5つです。
順番に説明していきます。
参考:【保存版】SNS×案件獲得の完全マニュアル:媒体別戦略まとめ
理由1. デザイナーにとってのポートフォリオの役割
ポートフォリオは、あなたのスキルや価値を伝える“視覚的な名刺”です。
Webデザイナーやグラフィックデザイナーは、実績と能力を言葉ではなく「作品」で証明します。
また、制作物の背景や考え方を添えることで、単なるデザイン力だけでなく思考力・提案力も伝えられます。
「この人に頼みたい」と思ってもらえる第一歩が、ポートフォリオの質にかかっています。
だからこそ、どんな段階の人でも真剣に取り組む価値があります。
理由2. SNS発信 × ポートフォリオが最強の組み合わせ
SNSをきっかけに案件を獲得するデザイナーが増えていますが、ポートフォリオがあることで信頼感が大きく変わります。
X(旧Twitter)のプロフィールにポートフォリオをリンクしておくと、企業や担当者が安心して連絡しやすくなります。
発信で関心を引き、ポートフォリオで納得させるという流れが理想です。
SNSとポートフォリオはセットで運用することで、仕事獲得の確度が劇的に上がります。
理由3. 案件獲得に直結する理由
クライアントは、実際の仕事を依頼する前に「この人に任せても大丈夫か?」を見極めています。
ポートフォリオは、その“判断材料”として非常に重要な役割を果たします。
「過去の実績」だけでなく、「どんな意図でデザインしたのか」「どんなターゲットに向けたのか」が伝わることで、信頼感が生まれます。
文章だけでは伝えきれない部分を、視覚的・構造的に補えるのがポートフォリオの強みです。
理由4. 採用担当が見ているポイント
実は、採用側やクライアントが見ているのは「作品の美しさ」だけではありません。
・目的に合った設計がされているか
・ユーザー視点があるか
・ブランドとの整合性があるか
といった“考え方”を見られています。特に中小企業や個人事業主が相手の場合は、「コミュニケーションが取りやすそうか」も重要な評価軸になります。
理由5. 初心者ほどポートフォリオを持つべき理由
「まだ実績がないからポートフォリオを作れない」と思う人は多いですが、むしろ初心者ほどポートフォリオが武器になります。
実績が少ない段階でも、自主制作を通じて「どんなスキルを学び、どう考えて取り組んでいるか」を見せることができます。
クライアント側からすると、実績よりも「仕事に対する姿勢」や「誠実さ」が伝わる方が安心です。
案件につながるポートフォリオを構成するポイント5つ

案件につながるポートフォリオを構成するポイントは、以下の5つです。
順番に説明していきます。
参考:【2025年最新】フリーランスデザイナーの案件獲得方法10選〜未経験からでも月収50万円を目指せる方法
ポイント1. 必須構成要素7つ
案件獲得につながるポートフォリオには、最低限入れておきたい基本構成があります。
- トップページ(作品サムネイル)
- 自己紹介・プロフィール
- 実績紹介(制作背景含む)
- 使用ツール・担当範囲
- クライアントの声(任意)
- お問い合わせ導線
- SNSリンク
この7点を揃えることで、見た人が「この人に頼みたい」と判断しやすくなります。
自己紹介と作品紹介の温度感がそろっていることも大切です。特に「あなたらしさ」がにじむ構成にすると印象に残ります。
ポイント2. ターゲットを明確にする
誰に向けてどんなデザインをしているのか、明確なターゲット設定は非常に重要です。
たとえば「飲食店のLPに特化」「20〜30代女性向けの柔らかいデザイン」など、得意なジャンルを打ち出すと刺さりやすくなります。
逆に、すべてのジャンルを一通り載せると“器用貧乏”に見えることも。
クライアントは「自社に合ったデザイナー」を探しているので、あなたの方向性をはっきりさせることが成約率アップにつながります。
ポイント3. 見やすさ・導線を意識する
いくら実力があっても、ポートフォリオが見づらいと途中で離脱されてしまいます。
重要なのは、第一印象で「見やすい」「使いやすい」と思ってもらえる設計です。
作品一覧が整理されていて、説明も見やすい順番で配置されているか、スマホで見ても快適かなどを意識しましょう。
特にスマートフォンで閲覧する採用担当者も多いため、モバイル最適化は必須です。
ポイント4. 思考過程を見せることの重要性
単に作品を並べるだけでは、ポートフォリオの力を十分に発揮できません。
「どんな課題を解決するために、どういう意図でデザインしたのか」という“思考”をセットで伝えることが重要です。
実際にクライアントは、思考力や課題解決力を重視して依頼を決めることも多いです。
短い文章でも良いので、必ず1作品につき背景・目的・設計意図を記載しましょう。
ポイント5. フィードバックをもとに改善し続ける
一度作って終わりではなく、ポートフォリオは“育てるもの”です。
SNSや身近な人、案件のやりとりの中で得たフィードバックをもとに、ページをブラッシュアップしましょう。
情報が古くなっていたり、掲載実績に偏りが出てきたら見直しのタイミングです。
常に“最新の自分”を表現できるポートフォリオにしておくことが、チャンスを逃さないコツです。
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実績が少ない場合のポートフォリオ作成方法4つ

実績が少ない場合のポートフォリオ作成方法は、以下の4つです。
順番に説明していきます。
参考:【総合ガイド】クラウドソーシングサイトでStudioスキルを活かして案件獲得する方法
方法1. 架空案件でテーマを決めて制作する
実案件がなくても、仮想のクライアントやテーマを設定して制作すれば問題ありません。
「カフェのLP」「オンライン英会話サービスのUI」など、自分が得意なジャンル・興味ある分野を選ぶと楽しく取り組めます。
現実の事業者を想定することで、ユーザー層や課題もリアルになり、説得力のあるアウトプットが可能になります。
方法2. 著作権に配慮した自主制作にする
模写ではなく、自分で構成・設計したデザインであることが重要です。
実在のロゴや画像を使用せず、商用利用可能な素材・フォントを活用して制作しましょう。
Adobe Stockやフリー素材サイトを上手に活用し、著作権に配慮したポートフォリオにすることで安心して公開できます。
制作時は「このデザインはオリジナルである」と明記すると、閲覧者にも誠実な印象を与えられます。
方法3. 解説力で“考えられる人”を見せる
デザインだけではなく、その背景や意図を言語化できる人は信頼されます。
ポートフォリオ内に、制作にあたっての目的、ターゲット層、デザイン選定理由などを書き添えましょう。
たとえば「30代女性がスマホで見ても読みやすいように、フォントサイズと色彩を調整しました」といった記述があるだけでも好印象です。
方法4. デザイン以外のスキルも補足する
ポートフォリオには、必要に応じてコーディング、ライティング、ディレクションなど他のスキルも記載しましょう。
たとえば「自分で文章を考えて配置しています」や「簡単なWordPress更新対応可能」など、仕事の幅を広げる情報は歓迎されます。
ただし、すべてを盛り込みすぎると散漫になるので、“デザインを活かすための補足スキル”という位置づけがベストです。
SNSと連携させて案件獲得につなげる方法3つ
SNSと連携させて案件獲得に繋げる方法は、以下の3つです。
順番に説明していきます。
参考:【最新】X経由で案件獲得する方法とは?モニター募集で業務委託のクライアントを獲得する方法も解説!
方法1. SNSプロフィールにポートフォリオを掲載する
X(旧Twitter)やInstagramなど、SNSを使って発信しているなら、プロフィールにポートフォリオのリンクを必ず載せましょう。
閲覧者は「この人の実績を見てみたい」と思ったとき、真っ先にプロフィールをチェックします。
「Webデザイン|女性向けLPが得意です|ポートフォリオ▶︎リンク」のように、一文で自分の強みと誘導をまとめるのが効果的です。
プロフィールの固定投稿にも、ポートフォリオ紹介ツイートを設置しておくとさらにクリック率が上がります。
方法2. SNS投稿から自然に誘導する
「このデザイン、どうやって作ったの?」「他の作品も見てみたい」と思ってもらえた投稿に、ポートフォリオへの導線を添えるのがコツです。
たとえば「このデザインはポートフォリオに掲載中です」や「詳細はポートフォリオで解説しています」といった流れで自然に誘導できます。
フォロワーが少ないうちは、作品紹介にコメントを添えたり、タグを使ったりして拡散しやすく工夫すると◎。
いきなり案件につながらなくても、「覚えてもらうこと」がSNSでの第一歩です。
方法3. SNSとポートフォリオを一緒に育てていく
ポートフォリオは“作って終わり”ではなく、SNSと同じく継続的に育てるものです。
新しい作品ができたら更新し、それに合わせてSNSでも発信する。このサイクルが自然に回ると、ブランド感が生まれます。
また、SNSで得たフィードバックやリアクションをポートフォリオに反映させることで、精度がどんどん上がっていきます。
SNSは認知、ポートフォリオは信頼。この2つがかみ合うことで、安定して案件が舞い込む仕組みが作られていきます。
まとめ
ポートフォリオは、デザイナーにとって単なる作品集ではなく、「信頼」を伝えるための営業ツールです。
案件が少ない初心者でも、自主制作や課題ベースの作品に背景や意図を添えることで、十分に魅力を伝えられます。
また、X(旧Twitter)などのSNSと併用することで、認知と信頼の両方を獲得し、案件につながる確率が格段に上がります。
まずは1作品からでもOK。クオリティよりも“考えた跡”が伝わることが大切です。
ポートフォリオを通じて、自分らしい働き方への第一歩を踏み出していきましょう。
なお、Xと繋げてポートフォリオを作っていく方法も案件獲得コンサルで教えています。
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