【実体験】コーダーがStudio制作に振り切った理由と収益化の道|実装スキルを活かせる新たな選択肢!

「コーダーのスキルはノーコードツールの時代に役立つの?」「Studioで稼ぐことは可能なの?」
そのような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、コーダーとして活動していた方がStudioでの実装メインの仕事に切り替えた実体験をもとに、コーディングスキルがStudioでどう活かせるのかをご紹介いたします。
130名以上が所属するノーコードサロンでの実例も織り交ぜながら解説しておりますので、ぜひ最後までお読みください。
コーディングスキルはStudioを使った実装でも大いに活かせる。HTMLやCSSの知識があることで、タグ付けや構造設計が正確にでき、実装スピードが向上する。コーダー経験者がStudioの実装専門として活動することで、デザイナーや制作会社からの需要も高く、安定した案件獲得が可能。

コーダーからStudioの実装専門家へ転向した実例
コーダーとしての経歴と転向の経緯
コーダーとして活動していたあしもさんは、2023年12月にStudioの勉強を開始し、翌月には営業を開始されました。
最初はコーダーとStudioの実装を並行して活動されていましたが、2024年6月、約半年でStudioの実装に完全に振り切ることを決断されています。
その結果、2024年9月にはプラチナランクを獲得し、営業をしなくても見積もり依頼が来るような状況になりました。
現在の活動内容とビジネスモデル
あしもさんの現在の活動内容は、Studioの実装のみに特化されています。
デザインやディレクションは外注し、実装だけでなく修正案件も多く受けておられます。
お客様によっては「デザインから実装までまるごとお願いしたい」というケースもあり、その場合はデザインを外注し、ディレクションとお客様とのやり取り、実装を担当されています。
リソースに余裕がない場合は実装も外注することもあるとのことです。
コーダーのスキルがStudioで活きる3つの理由
以下の3つの理由があります。
それぞれ詳しく解説します。
参考:Studio学習で挫折しないための方法を3ステップで解説
理由1. コーダーとしての知識が実装で活かせる
1つ目の理由は、コーダーとしての知識が実装で活かせることです。
Studioはボックスレイアウトでの構築が基本となるため、HTMLやCSSの構造設計の知識が大いに役立ちます。
また、正確なタグ付けやセクション内にはH(見出し)タグが必要といった基礎的なプログラミング知識があることで、SEOに配慮した正確な実装が可能になります。
これらのコーディングスキルがあることで、Studioでの作業が他の人よりもスムーズに進められるという大きなアドバンテージがあります。
理由2. 実装だけでもニーズがある
2つ目の理由は、実装だけでもニーズがあることです。
あしもさんはStudioを始めた当初、デザインもできないといけないのではないかと考えていました。
しかし、デザインから学習を始めるとマネタイズまでに時間がかかってしまうため、「まずは今自分ができることからやってみよう」と考え、実装だけでクラウドソーシングの案件を探したところ、意外と実装だけの案件が多いことに気づかれました。
そこで実装メインで活動することにし、実際に仕事を獲得できています。
理由3. 既存のスキルで素早くマネタイズが可能
3つ目の理由は、既存のスキルで素早くマネタイズが可能なことです。
デザインから始めると収益化までに時間がかかりますが、すでに持っているコーディングスキルを活かしてStudioの実装に専念することで、比較的短期間で案件を獲得し収益化することができます。
あしもさんの場合、勉強開始から2ヶ月程度で最初の案件を受注され、半年後には完全にStudioに振り切れるほどの実績を積まれています。
実装専門で活動した結果得られた4つのメリット
以下の4つのメリットがあります。
それぞれ詳しく解説します。
参考:Studio特化コミュニティ「ノーコードサロン」とは?
メリット1. デザイナーや同業者からの依頼
1つ目のメリットは、デザイナーや同業者からの依頼が多いことです。
制作会社と取引のあるデザイナーがStudioの案件を受注した際に、実装部分をあしもさんに依頼するケースがあります。
また、同じく実装メインで活動している方のリソースが空いていない時に声がかかることもあります。
実装に特化することで、同業者からの「実装部分だけを任せたい」というニーズに応えることができています。
メリット2. Studioの実装者がいない制作会社からの依頼
2つ目のメリットは、Studioの実装者がいない制作会社からの依頼です。
他のツールで制作を行っていた制作会社が、クライアントからStudioでの制作を依頼された際に、社内にStudioの実装ができる人材がいないケースがあります。
その場合、デザイナーは社内にいるものの、Studioの実装だけができる人材を探しているというニーズがあり、そこで声がかかることが多いようです。
制作会社以外にも、住宅関係の会社など様々な業種から直接依頼があります。
メリット3. 修正依頼が多くリピート率が高い
3つ目のメリットは、修正依頼が多くリピート率が高いことです。
実装メインとはいえ、修正依頼も多く受けているとのこと。
一度修正を依頼されると、「他の箇所も直してほしい」「ページを追加したい」「リニューアルを考えているのでお願いしたい」など、継続的に依頼をいただくことが多いようです。
これにより、安定した収入源となっています。
メリット4. 自分の得意分野に集中できるビジネスモデルの確立
4つ目のメリットは、自分の得意分野に集中できるビジネスモデルの確立です。
「何でも自分でできないといけない、やらないといけない」と思っていたあしもさんですが、実装だけを受ける中で、どうしてもデザインが必要になる時や、広告運用のサポートを求められる時など、自分の専門外の依頼があった際には、その分野の専門家に依頼することで対応されています。
自分一人で何でもできなくていいと気づくことで、より自分の強みに集中したビジネスモデルを確立できました。
ノーコードサロンでの学びと案件獲得のメリット
サロン参加の理由と得られた4つのメリット
あしもさんがノーコードサロンに参加された理由は、周りにStudio制作をしている人がいなかったこと、スキルアップのため、情報交換をしたいと思ったためとのことです。
実際に参加してみて感じた4つのメリットがあります。
- 実装相談ができる:Studioはノーコードツールとはいえ、複雑な実装が必要な時があります。また、クライアントから「こういう実装ができるか」と聞かれた時に、できるかどうかを検討する必要があります。そんな時、一人では不安でも、相談できる環境があることは非常に心強いとのことです。
- Web制作以外の専門家がいる:広告運用や確定申告、その他様々な分野の専門家がコミュニティ内にいるため、Web制作以外の相談もできる環境があることは非常に助かるそうです。
- コンテンツが多い:YouTubeや毎月行われる各種企画の動画など、コンテンツが非常に豊富です。例えば、Studioに新機能が追加された際も、すぐに解説動画がアップされるため、スキルアップにつながります。
- 案件依頼ができる:自分のリソースが空いていない時や、デザイナーに仕事をお願いしたい時など、コミュニティ内で依頼することができます。大切なクライアントからの仕事を知らない方に依頼するのは不安ですが、コミュニティ内であれば安心して任せられるとのことです。
実践的なスキルアップと案件獲得の具体例
ノーコードサロンでは、日々多くのイベントや勉強会が開催されています。
Studioの使い方はもちろん、実際に活躍しているStudio制作者が何を考え、どのような行動をしているのかについても知ることができます。
これにより、技術面だけでなく、ビジネス面でのスキルアップも図れます。
例えば、クライアントとのコミュニケーション方法、見積もりの作り方、効率的な制作フローなど、実務で直接役立つノウハウを学ぶことができます。
また、コミュニティ内での案件共有や協業も活発に行われており、メンバー同士の相互紹介によって新たな案件を獲得できる可能性も高まります。
まとめ
本記事では、コーダーとしてのスキルをStudioの実装に活かし、専門特化することでビジネスを成功させた実例を紹介しました。
コーディングスキルは、ノーコードツールの時代においても大いに価値があり、特にStudioでの実装においては、HTMLやCSSの知識が効率的な作業につながります。
今回紹介したあしもさんのように、「まずは自分ができることから始める」という考え方で、既存のスキルを活かしながら新しい分野にチャレンジすることで、短期間での収益化も可能です。
ノーコードサロンでは、このような実践的な知識やスキルを学び、同じ志を持つ仲間と情報交換することができます。現在130名以上が所属するコミュニティに興味のある方は、7日間の無料体験をぜひご利用ください。
