【危険】Studioのセキュリティ対策は弱い?安全に使う方法を解説!

Studioのセキュリティ対策と導入事例を徹底解説

Webサイトを運用するうえで必須のセキュリティ対策。

セキュリティ対策ができていないと情報漏洩やデータの改ざん等、自社のブランドが傷ついたり、お客様の信用が失われたりします。

Studioでは各項目ごとに細かいセキュリティ対策を行っています。

本記事では、Studioが実施するセキュリティ対策と導入事例についてご紹介いたします。

StudioExpertsに加盟しているノクステックならではの知見も織り交ぜながら解説しておりますので、ぜひ最後までお読みください。

※StudioExperts(スタジオエキスパート)とは、Studio公式の審査を通過したエキスパート集団のこと

社内だけで運用可能なLPの制作で、お困りではありませんか?

自社で運用できるWebサイトが欲しい方へ
中小企業のご担当者様へ

・Webサイトのリニューアルを考えている

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目次

Studioのセキュリティ対策とは?取り組みを紹介!

Studioが実施する4つのセキュリティ対策

Studioで行われているセキュリティ対策は以下の通りです。

  1. サイト
  2. CMSデータ
  3. フォームデータ
  4. Studioアプリケーション

それぞれ詳しく解説します。

参考:Studioでサイト制作を依頼する流れや注意点とは?

1.サイトのセキュリティ対策

1つ目は、サイトのセキュリティ対策です。

Studioでは以下のようなセキュリティ対策を行っています。

  • 常に暗号化された通信
  • サイト上で実行可能なScriptの制限
  • 悪質なサイトの停止

Studioでは、通信を常にSSL/TLSによって暗号化するなどの制限を行っています。

2.CMSデータのセキュリティ対策

2つ目は、CMSデータのセキュリティ対策です。

CMS内のデータについては、人為的流出への抑制力を働きかけています。

具体的には、管理者以外がCMSデータにアクセスできないような制限を行っています。

3.フォームデータのセキュリティ対策

3つ目は、フォームデータのセキュリティ対策です。

フォームデータは主に2つの項目においてセキュリティ対策を行っています。

  • 人為的流出への抑制力
  • 機密情報を暗号化して保管

機密性の高い情報を暗号化することによって、第三者にデータを悪用されるのを未然に防いだり、フォーム管理画面へのアクセスをする際には、Studio内でのログインを必須にするなどの対策を行っています。

4.Studioアプリケーションのセキュリティ対策

4つ目は、Studioアプリケーションのセキュリティ対策です。

Studioアプリケーションでは、主に3つの項目でセキュリティ対策を行っています。

  • 人為的流出への抑制力
  • 機密情報を暗号化して保管
  • プラットフォーム/ミドルウェア/ライブラリのアップデート

アプリケーションに脆弱性が見つかった場合には、速やかなアップデートを行います。

参考:StudioでLP制作を行う流れとは?

Studioのセキュリティ対策チェックシート

Studioが準拠するセキュリティ対策シート2選

Studioでは公的機関が公開しているチェックシートに準拠して、セキュリティ対策を行っております。

1.経済産業省「クラウドサービスレベルのチェックリスト」

クラウドサービスレベルのチェックリスト
クラウドサービスレベルのチェックリスト

Studioでは、経済産業省が公開している「クラウドサービスレベルのチェックリスト」に準拠してセキュリティ対策を行っています。

クラウドサービスレベルのチェックリストは、4つの観点でセキュリティをチェックしています。

  1. アプリケーション運用
  2. サポート
  3. データ管理
  4. セキュリティ

Studioでは、主に情報システム部門等の担当者向けにチェックシートを公開しています。

参考:経済産業省「クラウドサービスレベルのチェックリスト」

2.情報処理推進機構「ウェブアプリケーションのセキュリティ実装チェックリスト」

ウェブアプリケーションのセキュリティ実装チェックリスト

Studioでは、情報処理推進機構が公開している「ウェブアプリケーションのセキュリティ実装チェックリスト」に準拠してセキュリティ対策を行っています。

ウェブアプリケーションのセキュリティ実装チェックリストには11つの観点が存在します。

  1. SQLインジェクション
  2. OSコマンド・インジェクション
  3. パス名パラメータの未チェック/ディレクトリ・トラバーサル
  4. セッション管理の不備
  5. クロスサイト・スクリプティング
  6. CSRF(クロスサイト・リクエスト・フォージェリ)
  7. HTTPヘッダ・インジェクション
  8. メールヘッダ・インジェクション
  9. クリックジャッキング
  10. バッファオーバーフロー
  11. アクセス制御や認可制御の欠落

参考:「情報処理推進機構「ウェブアプリケーションのセキュリティ実装チェックリスト」

チェックシート以外のセキュリティの確認方法

Studioではチェックシートに記載されていない内容についても確認を行うことができます。

しかし、Studio公式のオプションとなるため、1作業あたり55,000円が発生します。

参考:追加でのセキュリティ対策オプション

セキュリティ対策コストとどう向き合うか?

ここまでStudioのセキュリティ対策に関連する取り組みについてご紹介しました。

WordPressなどの既存CMSツールと比較すると、Studioを導入することでセキュリティ対策コストを大幅に削減できることがわかったかと思います。

しかし、自社でのセキュリティ対策には多少なりともコストが発生するため、自社としてセキュリティ対策の問題に対して、どのように付き合っていくのかは非常に大切なポイントです。

ノクステックでは、セキュリティ対策の手間を減らしたい方を対象に無料相談を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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セキュリティ対策コストを削減した導入事例3選

大手企業のStudio導入による工数削減事例3選

Studioを活用したセキュリティ対策の事例は以下の通りです。

  1. FUJITSUが提供する「エキマトぺ」
  2. SmartHRの人事・労務コミュニティ「PARK」
  3. 株式会社一休

それぞれ詳しく解説します。

導入事例1.FUJITSUが提供する「エキマトぺ」

エキマトぺ

FUJITSUでは、運営する駅のアナウンスや電車の音などの環境音を表現するための装置であるエキマトぺに関する情報をまとめたWebサイトをStudioで制作しました。

その結果、毎月10時間程度かかっていたセキュリティ対応が不要になりました。

また、コンテンツの更新をインターンスタッフでも行うことができるようになったとのことです。

参考:Studio公式によるFUJITSUの事例紹介

導入事例2.SmartHRの人事・労務コミュニティ「PARK」

SmartHRでは、人事・労務コミュニティである「PARK」のWebサイトをStudioで制作しています。

その結果として、コミュニティ運営に必要な工数を大幅に削減することができました。

また、Web知識が少ないスタッフでもコンテンツを編集できるため、社内のリソースを最適化することが可能です。

参考:Studio公式によるSmartHRの事例紹介

導入事例3.株式会社一休の「一休.com」

株式会社一休では、コーポレートサイトをStudioで制作しています。

以前から、WordPressで制作したコーポレートサイトの脆弱性についてセキュリティ部門から指摘を受けており、プラグインの更新、コーダーへのデザインの修正依頼などの工数を削減したいと考えていたそうです。

Studioを導入した結果、セキュリティが強化されるだけでなく、1時間かかっていたブログ記事のアップデート作業を15分程度に短縮することができたとのことです。

参考:株式会社一休のコーポレート制作事例の紹介

ノクステックでは、システム開発の経験を活かしたセキュリティ対策基準に則ったサイト制作を行っております。

以下のような方のお役に立てると思いますので、社内で運用するサイトのセキュリティ対策に不安がある方はお気軽にご相談ください。

セキュリティ対策の工数を削減したい方へ

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Studioのセキュリティ対策とは?まとめ

本記事では、Studioのセキュリティ対策と具体的な導入事例について解説しました。

Studioでホームページを制作することで、社内で行うセキュリティ対策コストを大幅に削減することができるだけでなく、効果的なマーケティング活動に専念することができます。

ノクステックでは、以下のような方のお役に立てると思いますので、社内でのホームページ制作に不安がある方はお気軽にお問い合わせください。

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自社で運用できるWebサイトが欲しい方へ

執筆者
松永勇樹
ノーコード専門メディア「ノクステック」運営。STUDIO Experts加盟。
Web講座の事業責任者を経て、ノクステックを設立。

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