Bubbleのワークロードユニットとは？料金や節約術を徹底解説

「Bubbleのワークロードユニットについて知りたい」「ワークロードユニットの消費を抑えた開発方法が知りたい」

そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Bubbleのワークロードユニットの概要と費用や節約する方法をご紹介します。

Bubbleにおけるワークロードユニットとは？

Bubbleとは？

Bubbleは、ノーコードでWebアプリケーションやモバイルアプリを開発できるプラットフォームです。

視覚的なインターフェースとドラッグアンドドロップ機能により、プログラミング知識がなくても簡単にアプリを作成できます。

幅広い機能と柔軟性を持つBubbleは、スタートアップや企業、個人開発者など、様々なユーザーに利用されています。

ワークロードユニットの基本概要

ワークロードユニットは、Bubbleでアプリを実行するために必要なリソースを表す単位です。

アプリの処理能力、データストレージ、ユーザーの同時アクセス数など、様々な要素がワークロードユニットに影響します。

ワークロードユニットは、アプリの規模や複雑さに応じて消費されます。

Bubble公式サイトではワークロードユニットについて以下のように解説しています。

Workload represents the server resources needed to host, run, and scale apps built on Bubble. It aggregates how much server resources is needed for different processes. The amount of workload an app consumes is measured in workload units (WU).

ワークロードは、Bubble 上に構築されたアプリをホスト、実行、拡張するために必要なサーバー リソースを表します。さまざまなプロセスに必要なサーバー リソースの量を集計します。アプリが消費するワークロードの量は、ワークロード ユニット (WU)で測定されます。(Google翻訳)

引用：https://manual.bubble.io/help-guides/workload

ワークロードユニットの役割

ワークロードユニットは、アプリのパフォーマンスと安定性を維持するために重要な役割を果たします。

十分なワークロードユニットが確保されていない場合、アプリの処理速度が遅くなったり、エラーが発生したりする可能性があります。

逆に、ワークロードユニットを過剰に確保すると、コストがかかってしまいます。

そのため、アプリの規模や使用状況に合わせて適切なワークロードユニットを割り当てることが重要です。

ワークロードユニットの料金構造

プランに含まれる基本のワークロードユニット

Bubbleには、無料プランと有料プランがあります。

有料プランには、ワークロードユニットの割り当てが異なります。

無料プランでは、基本的なワークロードユニットが提供されますが、アプリの規模が大きくなるとすぐに不足する可能性があります。

有料プランでは、より多くのワークロードユニットが割り当てられるため、より複雑なアプリや多くのユーザーに対応できます。

従量課金制と事前購入オプション

ワークロードユニットは、従量課金制と事前購入オプションの2つの方法で利用できます。

従量課金制では、実際に消費したワークロードユニットに対して料金が発生します。

事前購入オプションでは、一定期間分のワークロードユニットを事前に購入することで、従量課金制よりも割安に利用できます。

料金表と詳細説明

Bubbleの料金表は、公式ウェブサイトで確認できます。

料金表には、各プランに含まれるワークロードユニット数、従量課金制の料金、事前購入オプションの料金などが記載されています。

アプリの規模や使用状況に合わせて、最適なプランを選択することが重要です。

ワークロードユニットの消費管理

消費量の確認方法

Bubbleのダッシュボードでは、ワークロードユニットの消費量を確認できます。

消費量は、アプリの処理時間、データストレージの使用量、ユーザーの同時アクセス数などによって変化します。

消費量の推移を把握することで、ワークロードユニットの不足や過剰な使用を早期に発見できます。

消費の目安と具体例

ワークロードユニットの消費量は、アプリの機能やユーザー数によって大きく異なります。

例えば、シンプルなブログアプリでは、ワークロードユニットの消費量は少ないですが、複雑なeコマースアプリでは、ワークロードユニットの消費量は多くなります。

ワークロードユニットの消費量を予測することは難しいですが、過去のデータや類似アプリの情報を参考に、目安を立てることができます。

節約方法の考察

ワークロードユニットの消費量を抑えるためには、アプリの設計や開発方法を見直す必要があります。

例えば、データベースのクエリを最適化したり、不要な処理を削減したりすることで、ワークロードユニットの消費量を減らすことができます。

以下は具体例です。

データベースのアイテムが空のときに特定の処理を行う場合に➀と②の方法ではワークロードユニットの消費量が異なります。

そのため、ワークロードユニットを考慮した開発が欠かせません。

ちなみに上記の例については開発者の負担軽減のためにBubble公式側でアップデートが発表されました。

参考：https://x.com/johandteran/status/1834239716046049508

ワークロードユニットの節約方法

データ参照の効率化

データベースからデータを参照する際に、効率的なクエリを使用することで、ワークロードユニットの消費量を削減できます。

不要なデータを取得しないように、クエリを絞り込み、インデックスを活用するなど、様々な方法があります。

データベースの最適化

データベースの構造や設定を最適化することで、ワークロードユニットの消費量を削減できます。

例えば、データのサイズを小さくしたり、適切なインデックスを作成したりすることで、データベースの処理速度を向上させることができます。

ワークフローの効率化

アプリのワークフローを効率化することで、ワークロードユニットの消費量を削減できます。

不要な処理を削除したり、処理順序を見直したりすることで、アプリの処理時間を短縮できます。

Bubbleの開発会社の選び方

実績があるかどうか

Bubble開発会社を選ぶ際には、実績が豊富な会社を選ぶことが重要です。

実績豊富な会社は、様々なアプリ開発経験があり、開発ノウハウを豊富に持っています。

過去の開発事例や顧客からの評価などを参考に、実績を確認しましょう。

メンバーの顔が見えるかどうか

開発チームのメンバーが明確に示されている会社を選ぶことが重要です。

メンバーの顔が見えることで、開発チームの信頼性やコミュニケーションの円滑さを確認できます。

また、Bubble公認試験に合格しているかもポイントです。

会社のウェブサイトやブログなどで、開発チームの紹介やインタビュー記事などを確認しましょう。

効率的な開発ができるかどうか

開発会社が、効率的な開発体制を持っているかどうかを確認することが重要です。

開発プロセスやコミュニケーション方法、ツールなどを事前に確認することで、開発期間やコストを把握できます。

開発会社に、開発体制や実績について詳しく説明を求めましょう。

アプリ開発のご相談はノクステックまで

この記事では、Bubbleのワークロードユニットの料金や節約する方法を紹介しました。

ノクステックでは、Bubble認定試験をクリアしたエキスパートによるアプリ開発を行っています。

また、SEOや広告に知見のあるメンバーも在籍しているためノーコード開発の周辺まで合わせてご対応可能です。

アプリ開発をご検討の方はお気軽にご相談ください。