【2024年】ノーコードClickの開発事例10選を紹介
「Clickで何ができるのかわからない」「どんな開発事例があるか知りたい」
そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ノーコードツール「Click」を活用した開発事例10選と導入する際のポイントをご紹介します。
「ノクステック」では、ノーコードエキスパートによるシステム開発を行っております。
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目次
Clickの開発事例10選
1.ネガティブな気持ちに対して助言をする「動物神お守り」
動物神お守りアプリは、人のネガティブな気持ちに対して動物神がポジティブな助言をしてくれるお守りアプリです。
ポイントは、ビジュアルの美しさとChatGPTを使って神秘的な要素と動物の癒し要素を掛け合わせてポジティブな助言を行うことです。
また、Clickの運営元である株式会社MekoSeaが主催した「お盆特別企画！Clickアプリコンテスト2024」で最優秀賞を獲得しています。
「国産Clickは日本語で視覚的にも使いやすく、工夫次第で多方面に貢献できる魅力的なツールです」
引用：https://click.dev/news/click-app-contest-2024-obon-winners/
2.店の会員証をデジタル化した「花工房らら倶楽部デジタル会員証」
花工房らら倶楽部デジタル会員証アプリは、紙の会員証をデジタル化したアプリです
ポイントは、ユーザーの問題解決を重点に置くためにノーコードClickを使用して低予算で開発したことです。
「花工房らら倶楽部様の会員証を紙からデジタルに移行するにあたって、①又貸し(顔写真で解決)②会員証持参忘れ③低予算の問題点でした。そこに店内の映えスポットで顔写真撮影ができてフレームも選べる楽しさを加えました。本格始動は2025年1月」
引用：https://www.wantedly.com/companies/neuromagic/post_articles/396256
3.公務員専用AI「マサルくん」
マサルくんは、公務員業務をDX化したアプリです。(画像は「公務員業務の専用ChatGPT「マサルくん」記事内のTBS画像より引用)
ポイントは、ChatGPTに行政情報を追加学習させることで公務員業務を8つの機能で効率化したことです。
全国２７１の自治体職員が２０万回以上も使われている日本最大の行政AIです。
また行政ChatGPTには以下のような必要条件があります。
- ①行政情報に基づく高い正確性
- ②著作権を守るため公共データを使う
- ③行政用のセキュアな環境（ISO27001の企業）
※マサルくんは、この３条件を満たしています。
4.インフラ保守DX革命アプリ「タックマン」
タックマンは、インフラ保守業界を効率化したアプリです。
ポイントはインフラ保守業界(鉄道、電気、水道、ガス等)の技術を業界全体で共有することで、新人の即戦力化や多能工化の促進に成功していることです。
小田急電鉄の新規事業を行う非エンジニアが1ヶ月で開発しました。
社内の課題をプログラミング知識がなくてもアプリ開発を通して解決できた事例と言えるでしょう。
「タックマンは、Clickを活用することで、スクラッチ開発に比べて、初期コストを1/1000運用コストを年間1/8に抑えることができました」
5.片隅の声を繋げるプラットフォームアプリ「ReStart」
ReStartは、ワクチンに疑問を抱く方々を筆頭に少数派の人々をリアルで繋ぐコミュニティアプリです。
ポイントは恋人/仲間/職場など多くの目的でマッチングできる機能があることです。
ニッチな価値観に着目することでユーザー登録3000人を抱えるアプリに成長した事例と言えるでしょう。
「Clickでのアプリ開発は、スクラッチ開発と比べて、一度作り上げたものは効率的に作成できるためコストが比較的かかりません。このコスト効率の良さを理由に、Clickでのアプリ開発を採用されました」
6.感謝の気持ちを贈り合えるギフトアプリ「GIFPOT」
GIFPOTアプリは、感謝の気持ちを見える化し相互に贈り合えるギフトアプリです。
ポイントはユーザーのアクティブ数値を独自のアルゴリズムで精査・評価し、報酬を付与していることです。
アプリ内では、ゴールドポットと呼ばれる報酬を付与しています(ゴールドポットは1個当たり10円)
「従来のアプリ開発では、アプリリリース後のアップデートや修正は「Google Play ストア」や「App Store」などのアプリストアに申請が必要で、承認を得るまで時間がかかります。しかし、「Click」での開発においては、ストアに申請を出さなくても、修正箇所を即時ネイティブアプリに反映することが可能です」
7.デジタルコンテンツの使いやすさを診断する「すぐレビュLite」
すぐレビュLiteは、サイトやアプリのユーザビリティやUXデザインに関する課題をセルフチェックできるアプリです。
ポイントは、デザインの専門知識がなくても、サービスの使いやすさを60秒で簡単に診断できる体験を提供し、UXの向上をサポートします。
また、開発期間は1ヶ月で、リリース3ヶ月で100件/週を超える流入がありました。
デザイナー視点をもとに生まれたアプリと言えるでしょう。
「Clickは、ロジックや分岐を必要とする診断コンテンツをエンジニアでなくても簡単に作成できるツールです。さらに、アプリの作成も短期間で行えるため、ユーザーからのフィードバックを元に改善を重ねるMVP開発にも最適です」
8.交付金の状況を補足する事業者用アプリ「デジ田交付金採択アプリ」
デジ田交付金採択一覧アプリは、交付金に関する情報を閲覧できるアプリです。
ポイントは、補助金の検索機能によって、どの自治体に・どの項目で・いくらの予算が付いたのかを確認できることです。
具体的には、アプリの検索画面に「教育」「医療」「水道」「LINE」などのキーワードを入れる事によって、どの自治体をサポートすればよいのかを知ることができます。
そのほかにも交付金申請書に関する質問も行うことができます。
9.Click製モバイルアプリと開発者と学習教材の共有アプリ「Clicker’s」
Clicker’sは、Clickで開発したアプリや開発者、学習動画を共有できるアプリです。
ポイントは、Click開発事例×開発者×学習ツールとAI提案機能を実装することによって、初心者がClickの学習行う際のハードルを下げていることです。
また、メッセージ機能もあるためClickユーザー内でのコミュニケーションツールとしても機能しています。
10.町長交際費が分析できる「町長交際費計算分析アプリ」
町長交際費計算分析アプリは、自治体で公開しているデータを計算、分析して共有できるアプリです。
ポイントは、ChatGPT4oでCSVデータに変換し、アプリのデータベースにアップロードすることで誰でも「月別」「分類」別に計算を行い、ChatGPTによる内容分析が行えることです。
創業者の身近で起こった現象をもとに1時間で開発したテストアプリです。
Clickはこんな人におすすめ
小さな業務を効率化したい
Clickは小規模アプリの開発に強みがあるノーコードツールです。
そのため、自社で効率化を行いたい軽度の業務がある場合、適しているノーコードツールと言えるでしょう。
社内独自の概念を簡単なアプリでまとめる際にもおすすめのツールです。
社員が使いやすいシンプルなアプリが欲しい
Clickは、国産のノーコードツールです。
そのため、自社でClickで作られたアプリを運用する際に言語を気にする必要はありません。
特に、ノーコードツールは外国産のツールが多いため、Clickはおすすめのツールです。
開発コストを抑えたい
Clickは、ノーコードツールの中でもトップクラスに操作がシンプルなツールのため、開発にかかる費用や時間といったコストを大幅にカットすることができます。
また、開発の工数が少ないため、保守運用にかかる費用も他のノーコードツールよりも少なく抑えることができます。
アプリ開発のご相談はノクステックまで
この記事では、Clickの開発事例を紹介しました。
ノクステックでは、Bubble認定試験をクリアしたエキスパートによるアプリ開発を行っています。
また、SEOや広告に知見のあるメンバーも在籍しているためノーコード開発の周辺まで合わせてご対応可能です。
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執筆者
松永勇樹
ノーコード専門メディア「ノクステック」運営。STUDIO Experts加盟。
Web講座の事業責任者を経て、ノクステックを設立。