【完全ガイド】ココナラの公開依頼で案件獲得する方法〜流れから採用されるコツまで

「ココナラで案件を獲得したいけれど、自分のサービスだけでは売れない」「公開依頼って何?どうやって活用すればいいの?」「公開依頼は本当に効果的なの?」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ココナラの公開依頼の仕組みから活用法、採用されるためのコツまで徹底的に解説します。
100名以上にStudio指導を行い、ノーコード開発の受託開発会社を運営するノクステックだからこそわかる、公開依頼を活用したスキル販売のノウハウをお伝えします。ぜひ最後までお読みください。
ココナラの公開依頼は、クライアントが条件を指定して出した依頼に対して提案を行うシステム。公開依頼を活用することで、自分のサービス出品だけでは獲得できない案件の受注が可能になる。採用されるためには提案文の質と実績のアピールが重要。公開依頼の活用と自分のサービス出品を組み合わせることが収益アップの鍵。

ココナラの公開依頼とは?サービス出品との違い
ココナラには主に2つの案件獲得方法があります。
- サービス出品:自分のスキルをサービスとして出品し、購入を待つ方法
- 公開依頼:クライアントが条件を指定して出した依頼に対して提案する方法
サービス出品が「お店に商品を並べて待つ」方式なのに対し、公開依頼は「お客様の要望に合わせて提案する」営業スタイルに近いと言えます。
公開依頼の特徴:
- クライアントのニーズが明確
- 予算や納期が事前に決まっている
- 複数のサービス提供者が競合する
- マッチングの確率が高い(条件が合えば)
- 自分のサービス出品だけでは見つけられない案件がある
特にココナラ初心者や、まだ実績が少ない方にとって、公開依頼は効果的な案件獲得方法と言えます。
ココナラで公開依頼を活用する流れを紹介
ココナラの公開依頼を活用する基本的な流れは以下の通りです。
それぞれの段階について詳しく解説します。
参考:ココナラを活用したStudio制作の案件獲得方法を解説!
ステップ1:公開依頼を検索・閲覧する
まずはココナラにログインし、「公開依頼」のタブを選択します。カテゴリやキーワードで絞り込みを行い、自分のスキルに合った依頼を探しましょう。
ポイント:
- 自分の得意分野のカテゴリを中心に探す
- 「新着順」で最新の依頼をチェックする
- キーワード検索を活用する(例:「Studio」「ノーコード」「Webサイト」など)
- 予算や納期も確認し、対応可能かどうか判断する
ステップ2:条件に合った依頼に提案する
依頼内容を確認し、自分で対応可能と判断したら提案を行います。
提案時のポイント:
- 依頼内容をしっかり理解しているか確認する
- クライアントの要望に沿った提案を行う
- 自分の強みや実績をアピールする
- 具体的な対応プランを示す
- 提案文は丁寧で読みやすく作成する
ステップ3:クライアントとのやり取り
提案後、クライアントから質問や追加の要望がある場合は、メッセージのやり取りが発生します。
やり取り時のポイント:
- 迅速に返信する(24時間以内が望ましい)
- 質問には具体的に回答する
- 専門用語は避け、わかりやすい言葉で説明する
- 必要に応じてポートフォリオや実績を共有する
- 誠実で丁寧な対応を心がける
ステップ4:採用されたら契約成立
クライアントがあなたの提案を採用すると、自動的に契約が成立します。
契約成立時のポイント:
- 契約内容(作業内容、納期、金額など)を再確認する
- 不明点があれば契約前に確認しておく
- 作業開始前に必要な情報を整理しておく
- クライアントに作業開始の連絡をする
ステップ5:作業開始から納品までの流れ
契約成立後は、実際の作業に入ります。
作業から納品までのポイント:
- 作業スケジュールを立てる
- 進捗状況を適宜クライアントに報告する
- 疑問点が出てきたら早めに確認する
- 納品前に最終チェックを行う
- 納品時には丁寧な説明を添える
- 納品後のフォローも忘れない
これらのステップを丁寧に進めていくことで、スムーズな案件進行が可能になります。
ココナラで公開依頼に採用されたら?
公開依頼で採用された後、成功に導くための重要なポイントを紹介します。
それぞれについて詳しく解説します。
参考:クラウドソーシングサイトでStudio制作の案件獲得を行う方法
ポイント1. 採用後の初期コミュニケーション
採用されたら、まずは丁寧な挨拶と今後の進め方についての提案を行いましょう。
ポイント:
- 採用のお礼と自己紹介を簡潔に行う
- 作業の進め方と大まかなスケジュールを提案する
- 必要な情報や素材について確認する
- クライアントの希望や優先順位を確認する
- コミュニケーションの頻度や方法を決める
この初期段階でのコミュニケーションが、その後の作業をスムーズに進めるための土台となります。
ポイント2. 作業の進め方と報告の仕方
作業中は、進捗状況を適切に報告することが大切です。
ポイント:
- 作業開始の報告をする
- 定期的に進捗状況を報告する(特に長期案件の場合)
- 中間成果物がある場合は確認してもらう
- 問題や疑問点があれば早めに共有する
- 納期に遅れそうな場合は早めに相談する
こまめな報告と相談により、クライアントとの信頼関係が築かれます。
ポイント3. トラブル回避のための注意点
トラブルを未然に防ぐための注意点も押さえておきましょう。
ポイント:
- 契約範囲を明確にしておく(追加作業の発生を防ぐ)
- 曖昧な指示は具体化するよう確認する
- 重要な事項は文書で残しておく
- クライアントの期待値を適切に管理する
- 無理な要求には丁寧に代替案を提案する
事前の認識合わせと適切なコミュニケーションで、多くのトラブルは回避できます。
ポイント4. 納品時のポイント
納品は案件の最終段階であり、非常に重要です。
ポイント:
- 納品物の最終チェックを徹底する
- 納品方法を事前に確認しておく
- 納品物の使い方や注意点を説明する資料を添える
- 納品の報告は丁寧に行う
- 修正が必要な場合の対応方法を伝えておく
丁寧な納品対応は、クライアントの満足度を高める重要な要素です。
ポイント5. 評価・リピートにつなげるコツ
案件完了後も、評価やリピート獲得のための行動を心がけましょう。
ポイント:
- 納品後のフォローを行う(使用感や不明点の確認など)
- 評価をお願いする(直接的すぎない程度に)
- 追加の要望があれば対応する姿勢を示す
- 関連するサービスを紹介する(押し売りにならない程度に)
- 季節の挨拶などで緩やかな関係を維持する
良い評価とリピート案件は、ココナラでの継続的な収益につながります。
ココナラの公開依頼は怪しい?注意すべき依頼の見分け方を解説
ココナラの公開依頼の中には、時々怪しい・危険な依頼が混じっていることがあります。そういった依頼を見分け、トラブルを避けるポイントを解説します。
安全に公開依頼を活用するためのポイントを見ていきましょう。
ポイント1. 怪しい依頼の特徴
怪しい依頼には、いくつかの共通した特徴があります。
要注意の特徴:
- 異常に高額な報酬を提示している
- 依頼内容が極端に曖昧
- 個人情報の提供を求める
- ココナラ外での取引を持ちかける
- 報酬支払いの保証がない作業を求める
これらの特徴がある依頼には、応募を控えることをおすすめします。
ポイント2. 依頼文から見る危険信号
依頼文の内容や表現からも、危険な依頼を見分けることができます。
危険信号となる表現:
- 「即日対応」「今すぐ」などの過度な急ぎの表現
- 「後払い」「成果報酬」などの条件
- 極端に説明が少ない
- 日本語の表現が不自然
- 連絡手段としてココナラ以外の方法を指定している
これらの表現が目立つ依頼は、トラブルのリスクが高い可能性があります。
ポイント3. 予算と作業量のアンバランス
予算と作業量のバランスが極端に悪い依頼も要注意です。
アンバランスの例:
- Webサイト一式制作で数千円
- 長文翻訳で数百円
- 複雑なデザイン制作で千円台
- 大量の画像加工を低価格で依頼
こうした依頼は、作業者の時間と労力を正当に評価していないケースが多いです。
ポイント4. 著作権・法的問題がある依頼
法的・倫理的に問題のある依頼も存在します。
問題のある依頼の例:
- 著作権侵害となるコンテンツの制作
- 他者のサービスを模倣するよう依頼
- 虚偽の情報を含むコンテンツ制作
- 誹謗中傷につながる可能性のある内容
- グレーゾーンのビジネスに関する依頼
これらの依頼は、受注することで自分自身も法的リスクを負う可能性があります。
ポイント5. 対処法と報告方法
怪しい依頼を見つけた場合の対処法も知っておきましょう。
対処法:
- まずは応募しない・関わらない
- どうしても気になる場合は、クライアントに具体的な質問をして確認する
- 明らかに不適切な依頼はココナラの運営に報告する
- 自分の直感を信じ、少しでも違和感を感じたら慎重に判断する
- 同業者のコミュニティで情報共有する
安全にココナラを利用するためには、怪しい依頼を見分ける目を養うことが重要です。
ココナラで公開依頼が不採用になった際の原因と対策
公開依頼に提案しても採用されないケースは誰にでもあります。不採用の主な原因と、採用率を上げるための対策を解説します。
不採用を減らし、採用率を高めるためのポイントを見ていきましょう。
参考:月額制Studio学習コミュニティ「ノーコードサロン」を紹介
原因と対策1. よくある不採用の理由
不採用になる理由には、いくつかのパターンがあります。
主な理由:
- 提案内容がクライアントのニーズに合っていない
- 提案文が魅力的でない・説得力がない
- 価格が他の提案者と比べて高い(または低すぎて信頼性に欠ける)
- プロフィールや実績が不十分
- 単純に競合が多く、埋もれてしまった
これらの原因を理解し、改善していくことが重要です。
原因と対策2. プロフィールの問題
プロフィールは、クライアントがあなたを判断する重要な材料です。
改善ポイント:
- プロフィール写真は明るく清潔感のあるものを使用する
- 自己紹介文は具体的なスキルや経験を含める
- 保有資格や経歴を記載する
- 得意分野を明確にする
- 実績や評価を目立つようにアピールする
プロフィールの充実度が、提案の信頼性に直結します。
原因と対策3. 提案文の改善ポイント
提案文は、クライアントの心を掴むための重要なツールです。
改善ポイント:
- 依頼内容をしっかり理解していることを示す
- クライアントの課題解決方法を具体的に提案する
- 自分のスキルや経験が依頼に適している理由を説明する
- 作業の進め方や期間を明示する
- 独自の強みやアピールポイントを含める
- 文章は簡潔で読みやすくする
良質な提案文は、採用率を大きく向上させます。
原因と対策4. 価格設定の見直し
価格設定も、採用・不採用を分ける重要な要素です。
改善ポイント:
- 市場価格を調査し、適正な範囲に設定する
- 初めは少し低めの価格設定でも実績を作ることを優先する
- 価格と提供価値のバランスを考える
- オプションを設けて柔軟な価格設定にする
- 競合が多い場合は、少し価格を下げることも検討する
適切な価格設定は、クライアントに「適正な価値」を感じさせます。
原因と対策5. 実績・ポートフォリオの充実
実績やポートフォリオは、あなたのスキルを証明するものです。
改善ポイント:
- 過去の制作物をポートフォリオとしてまとめる
- 実績が少ない場合は、自主制作でも良いので事例を作る
- 評価の高いサービス実績をアピールする
- ビフォーアフターを示すと効果的
- 専門性が伝わるポートフォリオを心がける
実績とポートフォリオの充実は、中長期的な採用率向上につながります。
ココナラで公開依頼を探す方法
ココナラで自分に合った公開依頼を効率的に探すためのテクニックを紹介します。
自分に最適な公開依頼を見つけるためのポイントを見ていきましょう。
方法1. 検索機能の活用法
ココナラの検索機能を最大限に活用しましょう。
検索のポイント:
- 「公開依頼」タブを選択する
- 複数のキーワードを組み合わせる
- 検索条件を保存しておく
- 「新着順」でチェックする習慣をつける
- メールやアプリの通知設定を活用する
効率的な検索方法を身につけることで、良質な依頼に早く気づくことができます。
方法2. カテゴリー別の探し方
ココナラのカテゴリー分類を理解し、効率的に探しましょう。
カテゴリー別のポイント:
- 自分のスキルに合ったメインカテゴリーを選択する
- サブカテゴリーも適切に選択して絞り込む
- 複数のカテゴリーにまたがるスキルがある場合は、それぞれ別々に検索する
- カテゴリー内でさらにキーワード検索を組み合わせる
- 意外なカテゴリーも時々チェックしてみる
カテゴリーを上手く活用することで、自分に合った依頼を効率的に見つけられます。
方法3. キーワード検索のコツ
効果的なキーワード検索のコツを紹介します。
キーワード検索のポイント:
- 専門的なキーワード(例:「Studio」「ノーコード」)を使用する
- 関連する複数のキーワードを試す
- 略称や別名も検索する(例:「LP」と「ランディングページ」)
- スキルと業種を組み合わせる(例:「Webデザイン 美容」)
- キーワードの一部だけで検索して範囲を広げる
適切なキーワード選びが、依頼発見の効率を大きく左右します。
方法4. 条件(予算・納期・難易度)での絞り込み
予算や納期などの条件で効率的に絞り込みましょう。
条件絞り込みのポイント:
- 予算範囲を設定する(自分の希望する報酬額を基準に)
- 納期の余裕がある案件を選ぶ(特に初心者は無理のない納期の案件から)
- 難易度を見極める(依頼内容から作業量を推測する)
- 自分のスケジュールと照らし合わせて選ぶ
- 条件交渉の可能性がある依頼も検討する
自分の状況に合った条件の依頼を選ぶことで、スムーズな案件進行が可能になります。
方法5. 定期的なチェックのタイミング
効果的なタイミングで定期的にチェックする習慣をつけましょう。
チェックのタイミング:
- 平日の朝(9:00〜10:00頃)
- 平日のお昼休み(12:00〜13:00頃)
- 平日の夕方(17:00〜19:00頃)
- 週末の午前中
- 新規依頼が多い月曜と金曜
良い依頼はすぐに多くの提案が集まるため、定期的なチェックが重要です。
ココナラ公開依頼で成功するための7つの実践テクニック
ココナラの公開依頼で案件を獲得し、成功させるための実践的なテクニックを7つ紹介します。
これらのテクニックを実践することで、公開依頼での成功率を高めることができます。
テクニック1. 差別化された提案文の作成
他の提案者と差別化された提案文を作成しましょう。
実践ポイント:
- 依頼の背景や目的を理解した上で提案する
- クライアント固有の課題に言及する
- 具体的な解決策や作業プランを提示する
- 自分だけの強みや専門性をアピールする
- 実績や類似案件の成功事例を簡潔に紹介する
差別化された提案文は、多くの提案の中から目立つ効果があります。
テクニック2. クライアントの潜在的ニーズを読み取る
表面的な依頼内容だけでなく、潜在的なニーズも読み取る力を養いましょう。
実践ポイント:
- 依頼文から本当の課題を推測する
- 依頼の背景にある目的を考える
- クライアントのビジネスや状況を調査する
- 明記されていない期待や要望を予測する
- 付加価値を提案する
潜在的ニーズに応える提案は、クライアントに「理解してもらえた」という安心感を与えます。
テクニック3. 迅速な提案と返信
公開依頼への迅速な対応は、案件獲得の重要な要素です。
実践ポイント:
- 新着の公開依頼をこまめにチェックする
- 依頼公開後なるべく早く提案する
- クライアントからの質問には速やかに返答する
- 深夜や早朝の返信は避ける(通知で迷惑になる可能性)
- 返信の質を保ちながらスピードも意識する
特に人気のある依頼は、早い段階で多くの提案が集まるため、スピードが重要です。
テクニック4. ポートフォリオの戦略的な見せ方
ポートフォリオは依頼内容に合わせて戦略的に見せましょう。
実践ポイント:
- 依頼内容に最も関連する実績を優先して紹介する
- ビジュアル的に分かりやすいサンプルを用意する
- 成果や効果が明確な事例を選ぶ
- 過程や工夫した点も説明する
- 許可を得た上で、類似クライアントの事例を示す
適切なポートフォリオの提示は、クライアントの不安を解消し、信頼を築きます。
テクニック5. 価格と価値のバランス設定
適切な価格設定は、採用率に大きく影響します。
実践ポイント:
- 予算と作業量のバランスを見極める
- 価値に見合った価格を提案する
- 初めは少し低めの価格設定で実績を作る
- 価格だけでなく、提供価値を強調する
- オプションの提案で柔軟性を持たせる
価格競争だけでなく、価値提案で差別化することが重要です。
テクニック6. 競合分析と差別化戦略
同じ依頼に提案している他の提案者を分析し、差別化しましょう。
実践ポイント:
- 他の提案者のプロフィールや実績を確認する
- 自分にしかない強みや専門性を見つける
- 提供できる独自の付加価値を考える
- 競合が少ないニッチな依頼も積極的に探す
- 専門特化した分野での提案を増やす
競合との差別化は、クライアントの選択肢の中で目立つために重要です。
テクニック7. 継続的な実績の積み上げ
長期的な視点で、継続的に実績を積み上げることが重要です。
実践ポイント:
- 小さな案件でも丁寧に対応し、高評価を得る
- 完了した案件はポートフォリオに追加する
- クライアントからの評価コメントを活用する
- 実績が増えたらプロフィールを更新する
- 専門分野での実績を重点的に積み上げる
実績と評価の積み重ねが、将来のより良い案件獲得につながります。
まとめ:ココナラ公開依頼を活用して案件獲得を加速させよう
本記事では、ココナラの公開依頼の仕組みから活用法、採用されるためのコツまで詳しく解説しました。
公開依頼は誰でも応募が可能なため、評価数の少ない方にとってはチャンスと言えるでしょう。
その反面、怪しい案件もあるためしっかりと案件を見極めることが大切です。
ノーコードサロンでは、ココナラを始めとするクラウドソーシングサイトでの案件獲得方法についても動画コンテンツを増やしていく予定です。
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